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「お主様は、神がどうして信者に祈りを
また
「やっぱ神様も信じてほしいとか、お礼が聞きたいとか?
「30点といった所かの。良いか? 先ほど魔力が精神エネルギーという話をしたじゃろ? 他者を想う祈りとは、すなわち精神エネルギーの
理解できるも何も……。
「それって、俺の応募した小説の設定そのままじゃねぇか!」
けっこう面白い設定だと思っていたが、まさかそのまま本当だったのか?
俺の言葉にタルサは笑うと、
「この世界の
なるほどと納得する。
「……でも、そんな簡単に神になれるのか?」
俺は普通の高校生だし、信者を集めるなんてことが簡単にできるとは思えない。
「心配するでない。
ガハハハハハ!
高笑いするタルサの胸がばるんばるんと揺れている。
俺は苦笑いしながらも、それを見つめることしかできなかった。
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