第6話
どれくらい時間が経ったのだろう。
空はすっかり暗くなり、また降り始めた雨を月明かりが照らしていた。
僕は自販機でコーラを買って一口飲んだ。
炭酸が僕の全てを溶かしてくれるような不思議な感覚に襲われた。
この時間が永遠になればいいのに。
そんな叶わないことを考えながら、耳にイヤホンをつけ、家を目指して歩き始めた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます