見世物小屋で上演される倒錯した人形劇。作者の潜在的文才の大きさを感じる

作者が大学生の時に書いた作品が元になっているそうだ。

暴力や食人というショッキングなテーマを扱っている。
しかし、それに見世物小屋で上演される人形劇風的な味付けがなされており、生臭ささがうまく料理されていると思う。

作者の文才には並々ならぬものを感じる。
すでに多くの作品を書いておられるが、今後に期待するところ大である。

将来大成する方だと確信する。