主要でない登場人物と動物

一話しか出てこなくても、例え台詞が少なくても、チョイ役の皆さんも居てこその物語です。と言うことで順不同でまとめてみました。


ネタバレがありますのでご注意下さい。




***


ニコラ、エリック、シャルル

カトリーヌと同じ執務室勤務の文官。ニコラは仕事を人に押し付ける名人、エリックはチャラ男であだ名はエロック、シャルルは二次元の女にしか興奮しない素人童貞冬彦などとティエリーはひどい言いようである。


カトリーヌの先輩女性たち

三度の飯の次に噂話が好きなカトリーヌの執務室のお姉さま方。ティエリーは彼女たちのことをお局呼ばわりの上に、異性愛者だろうが同性愛者だろうがお断りだなどと非常に失礼なことを言っている。しかし彼女たちもちゃんとお相手は居るらしい。


ドウジュ

アントワーヌの為に働いている間者。今作では登場しないし名前も出てこない。ティエリーもその存在は知っていても面識はない。マキシムがローズの周りをウロチョロし始めた頃から心配性なアントワーヌに言われて彼のことを探っていた。そしてティエリーに相談されたアントワーヌの命により、カトリーヌとティエリーの為に色々と動いてくれた。


ジョゼ・シュイナール

元王宮護衛。王宮内でカトリーヌに不埒な行いを働き、ティエリーにやっつけられた。その後、彼は王宮での仕事はくびになり、王都外れの牢獄の護衛として働くことになった。彼の左遷はアントワーヌとドウジュの策略ではないかとティエリーは思っている。


魔笛

ティエリーがモルターニュを頼って、ビアンカとアナに作ってもらった魔法の笛。ティエリーから嫉妬を一身に受けていたようであるが……


ノワゼット(雌)

ビアンカの友達のふくろう。ティエリーに彼女からの文を運んできた。肉食なので豆は食べないようだ。夜行性なので夜道もへっちゃら。


寮母のおばさんと宿屋兼食堂のおばさん

ティエリーによると寮母さんは体の全てのパーツがカトリーヌの三倍のデカさで、食堂のおばさんは二倍だそうである。ティエリーはそんな無神経なことを言っているが、二人共カトリーヌのことを心配するとても親切な人である。


ガニョン家の使用人

ティエリーにコーヒー豆の淹れかすの再利用方法を教え、消臭袋を作成した人。やたら裏ワザ?に詳しい。


セリーヌとナタリー

カトリーヌの司法院の同期で一般文官。マキシムのファンで、ローズのことを好き勝手に噂し、彼女に嫌がらせを働いている。特にナタリーの方は意地悪な上、司法院に勤める文官としては少々軽率である。


カトリーヌの叔父と叔母、従妹

従妹が病気になったため、叔父と叔母は折角だからとカトリーヌに娘のドレスを着せて王宮の舞踏会に連れて行く。従妹はカトリーヌよりも胸は小さいようで、彼女のドレスは胸周りがカトリーヌにはきつ過ぎた。ティエリーにとっては非常に目の毒だった。


舞踏会に来ていた男性

カトリーヌをダンスに誘おうとして断られたのに引き下がらなかった下心丸出しのしつこい男。自分とは断じて違うとティエリーは主張していた。


カトリーヌとソニアの同窓生たち

同窓会と称して集まっていた。ソニアは欠席だったその集まりで、カトリーヌは女狐ナタリーの企みを聞いてしまった。


クリストフ・サヴァン

本編第二作『貴方の隣』の主人公リュックの弟。本編第二作から第四作まで登場して活躍するも、常に彼女募集中だった。昔からアントワーヌに信頼されている文官で、今も彼の片腕として宰相室補佐官にまで出世している。今は結婚して子煩悩なパパになっている!?


給仕のお兄さん

ティエリーがカトリーヌに思い切って告白しているところを邪魔せずに、カトリーヌが彼の求愛を受け入れてからデザートのケーキを運んできた。


ガニョン伯爵夫妻

ティエリーとマキシムの両親。息子が二人ともそれぞれの恋人をいきなり連れて来て、直ぐにでも結婚したいと言い出すので戸惑いながらも純粋に喜ぶ善良な人々。


クロトー男爵夫妻

カトリーヌの両親。田舎の領地に住む素朴で信心深い人々。カトリーヌには弟が二人居る。


モード

元ソンルグレ家の侍女。マキシムとローズが結婚した後はローズについてガニョン家で侍女としてローズの身の回りの世話をしている。カトリーヌが彼らの家に越してきてからの番外編に少しだけ登場。


み〇も〇たさんとスタジオのお嬢さんたち

お遊びの番外編でカトリーヌの悩み相談に乗ったというか、おノロケを聞かされていた。み〇さんがお嬢さんと呼ぶご婦人たちの平均年齢は五十代。

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