一二三.2205前編見ました(今さら)
2205の後編公開まで2週間。
そういえば、色々あって前編について書いていませんでした。
一言でいって、良かったです。
福井氏続投、すさんだ土門の描写に、2202のようになるか心配でした。ヤマト3キャラの大量投入で、3までのダイジェストになるのでないかとも思いました。しかしほぼ杞憂でした。
人間賛歌というヤマトの基本的なスタンスは守られ、スピーディーで過剰なセリフが無かったのが良かったです。思えば2202は、旧シリーズ2の冗長な部分をばっさりカットした分、少し尺があり過ぎたのかも知れません。
発進時、『ヤマト!新たなる旅立ち』が流れた時には、ジーンとしてしまいました。藪と家族の描写が入る事で、ガミラスのカタストロフにはハラハラもさせられました(正確には今もクリフハンガー状態です)。そしてヒス閣下…(涙)。
最後はヤマトが救援に現れ、デスラーの「来たか!」で締めという、盛り上がらざるを得ない構成でした。
ストーリーにおいては、元作の科学的な無茶や矛盾を解消、2199と2202での変更点の回収など、元作のルートに戻ったうえで現代見るに堪えるものにアップデートされています。
(古代と雪は西崎二代目Pの無茶ぶりのせいで大変な重荷を背負わされてしまって、デートもままならないとは気の毒としか言いようがありませんがw)
後半に向けては、スターシャはイスカンダルの秘儀で不老不死になっているらしき描写があり(井上喜久子さんだけに永遠の十七歳?)、サーシャは受精卵で時間を凍結され、やがていきなり十七歳で出現するのでは? など想像を膨らまさせてくれます。
そういえば、2202のイベントの時、福井氏が参加者のテーブルを回って、「サーシャいきなり17歳」「加藤三郎の弟四郎」「沖田艦長の誤診で復活」について、有りか無しかを聞いて回っていたという話を聞きました。きっと大勢が「無し」だったのではないかと想像しますが、ならばそれを納得できる形でやってみようじゃないかという作家魂に火がついてしまったのかも知れません。
また、デザリアムは本当に未来の地球ではないかという描写もあり、後編が楽しみなのですが、ここにきてさらにその先、「ヤマトよ永遠に REBEL3199」製作決定の一報が入って参りました!
前に、松本御大と西崎先代の共同原作と名乗っていたためにリメイク不可なのではないかと想像した「永遠に」ですが、そうならなかったことを祝福したいです。そして3199という事は、デザリアムが1000年後の地球という事でしょうか。楽しみです。
しかしここへきて、再びのコロナ流行。上映がまた延期にならないかが心配です。いや、いくら延期になっても、上映されれば必ず見ますけど!
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