九十九.ブラックタイガーを考える(ネーミングの黒歴史)

 さてお次はブラックタイガーでございます。

 ブラックタイガーは、コスモゼロとは別の意味で謎の多い機体です。あちらは零式と五二型という情報過多の為にいろいろ悩まされたのですが、こちらには型式番号などが一切なく、ただのブラックタイガーです。比べるにあまりに異質です。

 この異質さは、艦隊と地上部隊という差では済みません。日本陸軍機には愛称がついていましたが(隼とか疾風とか)、制式の名称は一式戦闘機とか四式戦闘機などときっちりつけられていましたので。

 それに愛称も日本語でしたしね。戦後航空自衛隊も愛称を付けていた事がありましたが、こちらも旭光とか初鷹とか日本語でした。


 ちなみに、平成に入ってでしたか、陸上自衛隊が兵k……もとい装備品に公募した愛称を付けていたりしましたっけ。96式装甲車がちょうどいい事にライトタイガー……でしたっけ?

 ちなみに自衛隊員の方で、中ではそんな名前だれも使っていないよって話をカクヨムで書かれていたような気がしますw そいやE電なんて名前もあったなあ(遠い目)。


 まあだから、2100年代の日本が戦闘機にブラックタイガーと名付ける可能性はゼロではないと思うのですが、コスモゼロとの違いは大きすぎます。

 そうなるとありそうなのは……実はこれ、アメリカ製の宇宙戦闘機なのではないでしょうか!(な、なんだってー!)

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