九十八.コスモゼロを考える(愛機)

 コスモゼロの話も今回が最終回です。

 今回はコスモゼロという機体の作中における位置付けについて考えます。

 2199だけでなく、元作においてもコスモゼロは最新鋭機という設定だったのですね。しかし五二型というサブタイプである以上、それは矛盾します。まあコスモゼロの中で五二型だけに関していえば最新鋭という事は出来なくはありませんが。


 しかしながら、当初ヤマト艦載機の主力となる予定だったコスモゼロは、複雑なデザインで作画に負担がかかり、シンプルなブラックタイガーを新たに設定してこちらが主力になりました。

 その流れから言うと、コスモゼロはガミラス戦を戦い抜いたベテラン戦闘機で、ブラックタイガーこそ新鋭機だった、と考えるのが自然に思えます。

 それでも古代だけはコスモゼロを使い続けました。カタパルトに繋がる後上部格納庫にブラックタイガーは収まらなかったのかも知れません。

 でもそれより、コスモゼロという機体の特性が自分に合っていて、あえて使い続けた、と考えたくもあります(その両方とする事も出来るでしょう)。

 やはり古代進の愛機と言えばコスモゼロ、なのですから。



 ところで、実のところ型式に関する一番の正解は、宇宙『零式艦上戦闘機五二型』なんじゃないかとも思ってますw

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