六十七.大先生は性格が悪い(結構褒め言葉)
今回は、前回のお話からオリキャラが誕生した、というお話です。
あ、前回のっていうのは、真田さんのスピーチの件ですね。ここで一つの問題が起きます。『さらば』準拠と言いながら、真田さんを死なせるわけにはいかなくなってしまったんですね。
そこで、『慌てず急いで正確に』要員が必要になり、生まれたのがキーマンだったそうです。
だから彼は生まれながらにして今作だけで死ぬ運命だったし、だからこそ最初は謎めいて、しかしやがて観客に思い入れを持ってもらえるようにと育てられていったキャラなのですね。死んだ時に観客がショックを受けてくれるように。ああ、物語作る人って性格悪い(ブーメランが刺さって即死)。
…(がばっと起きる)そして今作限りのキャラだからこそ、ほぼ日本人ばかりのヤマトの乗員にガミラス人という異物として入り込む事が出来たのでしょう。これが実在の地球の他国人だったら、作品から離れた所で拒否反応が起きたかもしれません。
まあ、それって結局元作の2以後で定番となった、『戦死要員』じゃないのかって話は、当然ありますけどね。あと(桂木透子と)オリキャラ二人だけで話を勧めたりするのは、炎上の元だからやめて(手遅れ)。
…と書いておいてなんですが。ふと思ったんですね。
『それ、加藤がやれば良かったんでね?』
(続きます)
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