第65話 使い道があるのか分からないよね
『金太郎丸』の訓練は続く。
、なにせ電子機器の集合体だ、すべての武器が電子機器によって制御されている、理解する能力をもつ俺はまだしも、他の人には初めて体験する事ばかりだ。
武器弾薬も練習で使えば家に帰り金太郎丸を意識してポチる生活だ。
『金太郎丸』兵装は主に・・・
主砲 Mk 45 5インチ砲
最大射程は24kmとやっと大砲が実用化しているこの世界では無敵の大砲だろう、しかもコンピューター制御により、15km圏内くらいなら90%以上の的中率である。理解するのに時間がかかったが。
高性能20mm機関砲
毎分4500発という意味のわからないくらいの速射砲、魔法で作った泥船は一瞬で消え去った。
Mk 41
64基のミサイル発射基
ESSMといった対空ミサイルやRUM-139 VLAといった対潜ミサイルが発射できる、少し改良をすれば、トマホークといった巡航ミサイルも発射できるようになる、しかしそこまで知識が追い付いていない。
それに潜水艦などはまだこの世界にいないだろう、海中の魔物退治に使えるか・・空を飛ぶ魔物や悪魔は多く報告されているので対空ミサイルは心強い。
90式艦対艦誘導弾4機
自衛隊独自の対艦ミサイル これの扱いは非常に楽だった、画面上で目標を決めて発射するだけである、それが4基あり射程は150km・明らかにこの世界のオーバースペック・・いやすべての兵装がオーバースペックだ。
68式3連装短魚雷発射管
これも出番があるようなら海中の魔物だろうか・・自衛隊艦は対潜能力に優れている。短距離型の魚雷発射装置である。
FCS-3A
レーダーシステムである探知距離は約500km・・恐ろしいのはこのレーダーと連動して各兵装が使用できる事だ、命中率が恐ろしく高い。
OPS-20
こちらもレーダーシステムこの二つのレーダーによって敵の攻撃の探知もできる優れ物だ、魔法の攻撃も大きなものなら探知出来た。
SH-60J
ヘリコプターだ・・・未だ飾りである・・・いやまだ無理だ・・・・現在地上に移動して、研究中である
よってヘリドックは一般客室に改装してある。人員輸送は20名ほどが可能だ。
短い距離を想定するなら50人は可能だろう
しかし練習で使ったミサイルをポチると魔力がごっそり持っていかれる、こりゃ全部召喚した時に死にそうになるのも分かるは・・・
今回の訓練で俺の魔力も上がった気がする・・・もう1回くらい護衛艦の召喚もできるんじゃないか?なんて思ってしまうが・・・
まずは金太郎丸を使いこなそう、それからだ
1年も訓練すると、乗組員も金太郎丸に慣れてきたようだ、時折現れるアメノトリフネ様が助言もしてくれる、ありがたい船神様である。
さて、この船で最初の航海である、ゴルゴンへの外交に向かおうと思う。
まだ使いきれていない兵装はあるが、おいおい慣れて行けばいいだろう。並走艦として『てしお型巡視船』を3艇ポチっている
金太郎丸に比べれば小さいがそれでも70m級の船舶である、自衛隊艦ではなく海上保安庁管轄の船だが
JM61-M 20mm多銃身機銃を搭載しており、これだけでこの世界では物凄い戦力だ。
金太郎丸は重心も重いためこの世界の普通の港では座礁してしまう可能性もあるので小型の艦艇が必要であった
1番艦を「ツナ」2番艦「スエタケ」3番艦「サダミツ」である金太郎物語の鬼退治の仲間である。
使節団は
俺
ハムラ
シャルロット
サモン(ザックさんの息子)
治癒士としてジュリとムュイ
そして息子の俊太
今回はカエデちゃんも行く事になった
オワリからの使者としてトシイエ
ベロニカからの使者としてシーナペイン
そして案内にミュイミュイである
使節団は金太郎丸に乗り込んだ
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