応援コメント

 」への応援コメント

  • 琴が鳴り続けるのは、主の魂を吸いとったから? その主の好きな曲を奏で続けたのは、琴が主を認めたから。オルゴールのようにいつかは鳴り止む琴の音が止まった時、主は本当の死を迎えるのでしょうね。

    作者からの返信

    森野様、各作品へ丁寧な感想をいただき、重ねてありがとうございます。
    この主人もまた、魅入られた一人には違いないと思います。そしてまさしく、魅入り魅入られた関係とは、魂の共有、命の共有とも言えるのかもしれません。
    物品の化した怪異は、そういう関係を絵にするのに向いているように思います。

  • 誰にもわからずとも。
    「残り月」の音色が遠くに聴こえる。

    作者からの返信

    つきの様、感想をありがとうございます。
    同じく月を多く材に取る身として、御作も拝読しております。

    収集家と琴と、二人のことは二人にしかわからないのだろうと思います。
    空にかかる残月の調べは、内田百閒の「柳検校の小閑」より取りました。とても思い出深い一編です。

    編集済