タイトル未定

第61話

午前中、近くの陸上競技場でのびのびとトレーニング、昼食後にミーティングを行い。今日の部としての予定は終了。あとは夕食まで自由時間。一応今日までは高地順応との名目でトレーニングは軽いメニューになっている。明日明後日の2日は結構なハードスケジュールのはずだ。とりあえず今日は予定通りに部活が終わった。それぞれの部屋に戻り、レイさん葉子さんとオレ達4人で作ったトークアプリのグループチャットを開く。

kei:予定通り終わりました

Ray♪：こちらも時間大丈夫です

mayuyun♡：わーい。じゃぁ予定通りに遊びに行きましょ

ゆうじ：15時30分出発予定は変更なしで良いですね

葉っぱのこ：今気付いた。ひょっとしてこれってあたし達、年下をナンパしたことに？

さっちゃん：ぶぶふぁぁ。おねぇさま、いまさらすぎますｗ

kei:キャラ崩壊しすぎだろ。漢字変換出来ないほど面白かったかｗ

mayuyun♡：ナンパって狙いはさっちゃん？

葉っぱのこ：なぜに

mayuyun♡：他はみんなソルドアウトですよ

Ray♪：え？そなの？

さっちゃん：そこでマジトーンコワイ

葉っぱのこ：ケイ君とマユミちゃんは分かってたけど、ゆうじ君も相手いるんだぁ

Ray♪：あたし実はゆうじ君とさっちゃんが付き合う直前なのかと思ってた

さっちゃん：どこを見ればそういう誤解が

Ray♪：いやぁメンバー的に、そうなら納得的な？

ゆうじ：僕は奈月ちゃんて彼女が居ます。

さっちゃん：私はケイ君ひとすじです。

Ray♪：え？

葉っぱのこ：え？

Ray♪：ゆうじくんが彼女持ちなのはともかく、マユミちゃんは良いの？

葉っぱのこ：それそれ。自分の彼をお友達が堂々と狙ってる宣言って

mayuyun♡：そこはまぁ今更かなぁ。ケイがあたしのこと大好きだって分かってるし

葉っぱのこ：いまさらなんだ

Ray♪：その余裕がまぶしいね

さっちゃん：と、いいながら私って二人を応援しちゃってるとこもあるんですよねぇ

Ray♪：なんぎな性格してるねさっちゃん

さっちゃん：だって二人て素敵なカップルなんです

さっちゃん：でもそれと私がケイ君を好きな気持ちとは別

葉っぱのこ：あぁなんとなく察した。

kei：あぁまぁ、ガールズトーク楽しんでね。オレは出かける準備に入ります

mayuyun♡：あ、そうだった。急いでシャワー。さっちゃんお化粧教えてね

さっちゃん：まかせて。超絶美少女に仕上げてあげる

Ray♪：え？

葉っぱのこ：まじで応援してるんだね

Ray♪：あたし達も準備しようか

葉っぱのこ：そだね