第41話
球技大会の翌日
「ケイおっはよぉ」
掛け布団の上にぼすんと飛び乗って・・・・こない
あれ?寝ぼけた頭で何か違和感を感じながら、目も開けずにぼーっとしていると
ごそごそ、シュルシュル・・・衣擦れの音???
ふとんの中から何か良いにおいがしてきたと思ったら
ふよんとやわらかい感触に包まれた。
ふとベッドの下に目をやると、見たことのあるスカートとブラウスが目に入った
それは間違いなくオレの通う高校の女生徒用の制服で、ここにあるということは、真由美が着ていたものであるのは疑い様がなく、つまりこのやわらかいものは・・・
え?ひょっとして真由美、なんてことをしてる?
「ケイ、おきたぁ?」
何か非常に甘えた声が聞こえたので、おそるおそる目をやると・・・
ふにゃっと笑った真由美の笑顔。
「あ、かわいい」
思わずつぶやいてしまった。
「ふえっ」
とたんに耳まで真っ赤になる真由美をおもわず抱き寄せて・・・
え?やばいんじゃない?パニックになりながらもこんな可愛い生き物をはなせる訳も無く・・・
で、でもひょっとして今凄くヤバイ状況なんじゃ・・・
確認するのが怖い。で、でも以前にもちょっと触った事あるし
ん?でもこの感触は
抱き締めている手探りで感触を確認してみると、うんちゃんと何か着てるようだ。
ほっとするのと同時にちょっとした悪戯心が頭をもたげたので反撃することにした。
「真由美かわいいよ」
真由美に目を合わせながらやさしく声を掛ける。
「え、ケイ。ケイも素敵よ」
真っ赤な顔で返してくる真由美の少しセンシティブなところに手を動かして柔らかいところをなでてみると
「え、ケイ、ちょっといつもとちが・・・」
「イヤ?」
「イヤじゃない。うん、むしろ嬉しいけど。ちょっとはずかしくて」
「かわいいよ真由美」
手のひらに収まりきらない柔らかい山を右手に感じながら、左腕で真由美を抱き寄せる。
「ケイ、ケイ・・・」
うわごとのようにオレの名前を呼びながら真由美がオレに抱きついて来る。
「真由美大好きだよ」
声を掛けながら真由美にキスをした。くちびるの柔らかさを感じていると真由美の舌がオレの口の中に入ってきた。オレも舌を絡める。真由美を深く感じて、シャツの上から真由美の柔らかさを感じていた右手をシャツの中に入れる。真由美の肌を感じ、さらに手を入れて行く。スポーツブラの中に手を入れ直接柔らかな山を手で覆う。真由美がさらに強く抱き付いてきた。足と足を絡めドンドン密着していく
くちびるを離し、真由美の目を見つめながら
「真由美」
「ケイ」
そこに『ドンドンドン』ドアを乱暴にノックする音
「おにぃ、おねぇさん、そろそろ・・・」
オレ達はバッと離れた、やばかった奈月が声を掛けてくれなかったらどこまで行ってたか。
オレ達の状況を見た奈月はバツがわるそうにしながら
「えーと、朝は時間ないからやめたほうがいいんじゃないかなぁ」
「お、おぅ。もう着替えていくわ」
気まずい雰囲気に奈月はドアをしめていった。
「着替えて、朝飯にするか」
「う、うん」
顔を背けてそそくさと準備をした。
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