[ネタ]才は名を冠することなし
特定の分野に関しては理解が早かったりすることを天才と言うじゃないですか。理数系や運動、芸術分野にて名が残っていたりする、ということは非常に多いですが、ところで、彼らは彼らであって、何の天才だったのでしょうか。
いろんなジャンルに頭をつっこんだ偉人も多いわけですが、こう思うわけですよ。
「○○の才を得たから」という導入から入る物語の、才能のバーゲンセールについて、才能というものをバカにしてるんじゃないかと。
まぁ、娯楽の一種ですからね。そんなに目くじら立てる必要はないのですが、才能ってそんな安っぽいものなのでしょうか?
例えば訓練を繰り返しているうちに、潜在していた能力が発揮される、なんてことはよくあることです。動体視力とか、反射が生かされる、とか。
けど才能という得たいの知れない何かを手にして、それで無双するぜって、なんかこう薄っぺらというか、なんというか。代わりに追放とかされていたとしても、そこに因果関係ないよね? という。
才能って、生態のエラーの代償なんですよね。一般と呼ばれる水準から大きく上にかけ離れた能力の代わりに、下方向にかかるものも大いにあって。
あくまで娯楽にそこまで、と言うのは本当にそうですが、才能とか秀でるとかに、何かしらコンプレックスを抱えてないと、こういう内容をひたすらに描けないよなぁ、と思った次第です。
……世の中、そんなに嫉妬にまみれてるのかなぁ……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます