[短編(オリ)]武器を携える

 あちこちを旅する身にとって、身を守る武器というものは必須のものであり、同時に最後の砦の、一つ手前の関門である。

 ……最後の関門は何だって? 決まってるじゃないか。この体さ。死ななければ全て勝ち。生き残れば勝ちなのは決まってるだろ? ん、組手でもしてみるか? やめとくか?


 で、俺にとっては、この銃とナイフのわけだか、どうにも手入れは苦手でな。最後の一つってとこでここにたどり着いたわけだ。よかったよかった。

 さて、じゃあ頼まれてくれるか? 代金は、できれば前払いがいいんだが……なんでって? そりゃ、俺の相棒を人質にとられるんだ。しっかりと手入れしてくれよっていうことと、後払いで金が足りないってのは困る……持ち逃げしようもんなら、最後の一本でおまえを仕留められれば復讐はできるわけだ。

 もちろん、人数で攻められたら、そこでゲームオーバーには違いないけどな。

 あんたに、そんな闇取引に関係がないことを祈るぜ?

 じゃ、いつくらいにできそうだ? 期待してるぜ?


◆◆◆◆


 キャラに武器を持たせるとき、何を基準に持たせますか?

 見た目に映えるから長物? 軽装でバシバシとできる銃? キャラの全体像や背景から決める、なんてことも多いのでしょうか。


 世界観を壊さないものを握らせるのも大事ですが、キャラの装備に関わるものなので、いささか悩むんですよねぇ。

 今考えているストラテジのギルは短剣なので腿とかに鞘をつければいいのですが、ラクリさんの本とか、リエード君の荷物とかどうしよってなるんですねぇ。

 これから外見の落とし込みにどれだけ時間がかかるのか……分かりませんねぇ。

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