[ネタ]パラレルワールドなんて
最近は、並列世界なんていう存在を使った作品が多いような、そうでもないような。マルチバースとか呼んでいたりしますが、そんな考え方は昔からあるんですよね。パラレルワールド、並列世界、なんていうんですけれども。
もちろん他次元に干渉したりしなかったり、エピソードの広げ方は様々ですが、古い呼称を使わずマルバマルバってよく耳にしている気がするんですよ。語源はユニバース(宇宙)の、ユニ(単一)という部分が複数になっただけで、どちらかというと宇宙、次元的が複数あることを示しているらしいですが、なんでそんなふうに呼ぶようになったのでしょうか?
単純に、異世界と表記してもいいし、選択が異なった結果、発生したパラレルワールドでもいいじゃないですか。
おそらく、多(>2)次元ということをアピールしたかったのではないかと予想されます。
パラレルワールドは重要な分岐点を軸に派生する、という支流のある考え方。一方で異世界というのは現世と単一の次元の存在しか証明できないから。
支流なんてもの関係なく複数の存在がある、ということをマルチバース、というような表現に落とし込めたかったのだと考えられます。
しかし、別に宇宙が多次元である必要性はないとは思いますね。だってパラレルワールドからの干渉でもいいし、異世界からの交信があってもいい。なんならどこかの惑星から発信された信号の受信だったとしても、全くの問題はないわけです。
マルチではないのに風呂敷を広げられる。なんでも規模が大きくなれば面白くなる、というわけでもありませんからね。他次元進出すれば問題が大きくなるんじゃない? というのは安直すぎると思います。
ということで、マルバを取り扱った某ヒーロー映画を、どこかで観てみましょうか。私が思い付かなかった多次元である面白さを見せていただきましょう。
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