　ネタが思い浮かぶ。それをどう加工したらそれらしくなるかな、と考える。加えて、これを何に適用するかを考えてみると、これまで考えていたネタ帳を選んで、どこに挟むのが適当か考察してみる。

　今回は資源、というネタで、ゲーム中の作戦会議画面にて資源を工面してあれこれできる、というものである。

　例えば食料というものがあれば、ライフ回復を図れる。食材があれば調理できて、回復量が増える、といったシステムだ。鉱石があれば武器に効果を付与して、資材があれば施設を増強して休息の質を高められるとか、そんなものである。

　資源という考え方は、ゲームにおいてはかなり敏感に考える必要がある、と読んだことがある。

　例えばそれが尽きてしまうと極端に不利になるとか、ゲームオーバーになるとか、そういうのが一般的だ。端的にいえば、HPとかMPというものだ。あるいはアイテム。

　それらを消費しながら探索を進める系のゲームの場合、補充はどこでできるのか？　はたまたどうしたら消耗を抑えられるのか？　管理が最後までできたところで、ようやくクリアという称号を与えられるのである。

　特定の資源が常にかつかつであればちょうどいい難易度なのか、無制限に用意できればようやくクリアできる難易度なのか。

　そこを見極めて調整する必要があるのだとか。

　難易度を売りにしないゲームにおいては、資源は比較的手軽に回収できるようにしないといけない、というような内容も書いていたと思う。

　なぜかあちこちに置いてある不自然な壺を壊せば、なんらかの補充が必ず行えることが、難易度を易化している一方で、そこで何が必要なのかを暗示することができる、とか。

　とはいってもそれはあの大手の伝説ゲームの話で、個人の開発となればそこまで調節できるかは怪しいものである。しかしこの資源というネタはどこにでも適用できることであるため、他のネタにも使ってみようかと考えているこの頃である。

　食料、食材、鉱石……それ以外にも考えられる資源って何かあるだろうか。資金くらいは追加してみてもよさそうだが、少し変な感じ。おそらく桁が違う。一つの食材と100の資金、ごく自然な流れのように見えますが、同系列に示すのは、やめておいた方がよさそうである。

　まぁ、開発をするのは、まだ先の話であろうが……。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい