[短編(オリ)]今日、明日、はたまた昨日も

 同じことばっか言ってる暇があったら、手を動かせ。そんなことを言われると、動いていた腕はゆっくりと停止してしまう。

 不思議だよなぁ、と言われた方は、履行をやめて、ペンを回し始めるが、当然、それは火に油を注ぐこととなる。

 写さないなら返せ、と言うのだが、実際のその手は頬杖をついたまま。実力行使に至ることなく、やれって言われたら、なんでやる気なくなるんだろう、と首をかしげられる。

 しらねぇよ、と残り時間のカウントダウンを始めると、走りを再開するペンは、なぜか速度を増す。それもそのはず、時間まではあと秒読みだからである。

 結局、最後まで写すことは叶わず、チャイムが鳴る。教師は数分遅れてきたが、それでもダメだったのだ。

 もっと早く教えろよ、と口を尖らせるが、忘れる方が悪い、と寄せ付けない。ノートは没収されて、あるべき場所に広げられた。


◆◆◆◆


 同じことは、繰り返し呟きがちですよね。私の場合は怠惰なことばっかりです。事実としてそれを捉えて行動に起こすことで解消しますが、次から次へと面倒なことは発生してきます。


 で、ならば行動に移そう、と決意は固めるのですが、どうにも口先ばかりになりがちです。日常的な家事、すなわち直近なことほど動けるのですが、一月とか一年とか、そのあたりのスパンになってくると、あぁ面倒だ、と感じてしまいます。

 かれこれ二年はそんなことを繰り返しているのですが、どうしたら行動に移せるでしょうか。

 答えは分かりきっているのですが、短期の目標をちまちまと進めて終わらせないと、すなわち今の制作を終わらせないと、後悔ばかりが出てくるような気がするんですよね。中途半端にもなりますし。


 仮にこれが終わったとして、行動できるのか、と言えばできないような気もします。宴を作ったときもそうでしたね。

 そうなると、一つのことに注力し続けるよう、予定を立てる方がいいのかなー、とか考えてます。魔王討伐も後半を書かないといけないのも事実ですし……だめだ。なんかできる気がしないな。


 そんな雑談にお付き合いくださりありがとうございました。

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