[日記]予算は300、バナナはおやつに入りません
千、百五十、百五十、百五十、百五十で、五日だから三百強。
たまーに頭をよぎるのは、こんな計算である。日持ちする料理を作ったあとに、今回の日あたりの価格がどうなるか、というものだ。
これといった意味があるか、といえば、コンビニ弁当とかよりも安くなっているヤッタゼ、と思うくらいだろう。実のところ、この計算をしたからといって日持ちする料理を用意して、毎週いただこう、とはならない。
その日の気まぐれのアレンジがあった方が面白いからである。保存がきくものだと、それを数日かけていただかなければならないのだから、変化がない。
焦げのまざった野菜炒め、あるいは魚を蒸すか焼くかだけでもいいバリエーションだ。美味しいかどうかは別として。
また、日持ちするものは、量が多くなりがちだ。いくら安くとも、食べるたびに腹を下していては意味がない。もっても三日程度だろう。今回は五食分できてしまったのは不本意だが。
正直、小分けにして冷凍してしまえばもっともつのだろう。しかし冷凍庫にはそんな容器を入れるだけのスペースはなく、ほとんどを占めているのが生鮮食品だ。
……大きい冷凍庫が欲しい、とは思わないが、少しの融通が通るような、整理しやすいものが欲しいなぁ。
そういえば、日持ちする食事といえば、弁当やお菓子だ。弁当は、さすがに作ったその日限りだったり、菌が増えやすいのは否めない。
私が覚えている弁当といえば、カレーがマイブームだった頃に、白米を詰めた弁当箱に常温カレーのレトルトパウチが一緒に入っていたことだろう。出先でもカレー、というイレギュラーに美味しくいただいていただろうか。
その後、年を経るにつれ弁当=自然解凍食品の詰め合わせになっていったのは記憶に新しい。唯一冷凍食品ではないのは、白米とリンゴのひとかけだけ。まぁ腹さえ膨れれば文句はない学生時代、あるだけましだといただいていただろう。
最近は独り暮らしなので、あえて作るなんてことはない。その手間の間に小説なり日課なりをこなすことができるから、である。
私が弁当なんてものを、作ることはあるのだろうか? どうでもいいことを考えながら、今日もふてくされましょう。
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