[創作論]あんた、鍛えた?
久しぶりのダンジョン洞に訪れたラクリは裏口から入り、ドラゴンである彼に尋ねた。
「いえ、特別、これといったことはしていませんが?」
しかし彼女の見る目はいっそう険しくなる。これまでの彼よりも、いくらか恰幅がいい。あと正装も、どことなく腕が、脚が太い。
ともすれば、何かに気がついたらしい狐ははっと視線をあげると、姿をかきけす。今の参加者に何かあったのだろう。残された彼女は、暗闇に揺れるもう一人に尋ねた。
「なんかなぁ、よく分からんけど、朝起きたら、ああなってたんよ。何を話しても、特に変わらんみたいやし、放っておいとるとけど……」
当人はといえば、何の変化も感じていないらしい。一体何が、と首をかしげるも、稼ぎに来たんやろ、というテレアの言葉に、そうそう、とラクリ。軽くなった財布を潤すために、見送られながら洞窟を進み始めた。
◆◆◆◆
ゲーム素材のキャラ立ち絵を進めているのですが、テラーがなんか筋肉質になっています。まだ下書き段階ですが、バランスは問題なさそうなのでこのままいきそうです。
一応、某所にテラーを上げているのですが、まぁ、当時と比べても肩幅がすごいことに。マッシブなんですよね。けどケモノは筋肉質な方が映えるよなぁ、派なので、実現しそうなだけなのかもしれません。
ではこれまではどうか、というと、意識はしていましたが盛るというよりは細身になりがちです。とくに人間体型は特に。先日に新しく描いたギルなんて、ほんまに元英雄かよと思えるくらいには並に細身です。
さて、どうなるんでしょうねぇ。完成が楽しみです。流石にインスデイルはそうならないと思うのですが……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます