[設定]エピソードエンディング(市場・紅青編1)
三年半という歳月を経て、全47話でこの物語は完結を迎えることができました。陰ながら応援して下っていた方に御礼申し上げます。
さて、各主人公ごとという観点から見ますと、話数、登場人物、共に多いのが紅と青編の特徴になります。もちろん他の章からの参入者もいますが、それでも多いです。
各キャラについて一人一人触れていくのも長くなりそうてすが、めげずにやっていきましょう。クロッスのおぢちゃんとかは省くのか適切でしょうか。
ラクリ・エスト(竜/女)
私が「ラクリエード」のHNを使いはじめてしばらく、一万ツイート記念に作成したキャラの一人。私の代理としても使用することが多い。当時は下の名前はなかった。
そして本物語を書いていくときに「エスト」と、方角「WEST」からつけました。
市場を取り囲む三つの環境のうち、樹海に住居を構える変わり者の、立脚類の橙の鱗を持つ竜。樹海の魔女と一部の市民から呼ばれている。
魔法と本に関心があり、彼女の部屋には多くの本が積まれていたりする。彼女が魔法に興味を持ったのは、幼い頃に読んだ、魔女に関する絵本がきっかけである。詳細な内容は決めていないが、彼女の身につける紫の衣はその魔女の着ていたものとそっくりだったため、購入を決めた一張羅であった。
作中、魔法を使う場面といえば、冒頭の1シーンで火、中盤に魔結晶を操るシーン、終盤のシーン。
あまり描写はないが、特別大きな魔法を使用することはできず、悩んでいた。
しかし魔結晶を自由な形に「展性」させられることに気付き、彼女の操るメインの魔法になっていきます。
この魔法そのものが珍しいタイプであるものの、周知はされていないために利用されるリスクもなく、また魔結晶自体が魔法使いに需要があるだけなので、彼女が特別狙われるといったシチュエーションもない。
紅青編のテーマは「世界樹のあるこの世界の真相を知る」だが、最終的にこれを知るのは彼女のみの予定だったが、地下で出会った二人は生存して行方をくらませた。
リエード・イトス(竜/男)
名前は同上。「イトス」は「East」から。
ラクリと同居する、四脚類の青竜。ラクリは樹海の魔女と呼ばれているが、彼にはそういった俗称はない。そもそも、樹海には魔女がいるという市場に広がっている童話に紐付けられているだけである。
世界に散らばる遺産に興味を持っており、小屋の彼の部屋には未調査の遺産が多く積まれていたりする。調査の際には、爪にはめるドライバーなどを使用して器用に解体する。
ちなみに遺産とは、現実で言うところの機械類のことである。明かりは白熱灯をイメージはしている。終盤に登場する遺産はAI搭載の機械である。
彼が市場へやってきた理由は二つ。一つは物流の中心であるここに遺産が集まりやすいこと。そしてもう一つは父から逃げるためである。
というのも、父は、妻を溺愛していた。しかしある日、妻を殺されてしまう。そこから父は狂い初め、母と瓜二つのリエードを妻だと認識し始める。
そこから逃げた後に、樹海にて小屋を建てようとしていたラクリとヴィークたちに出会い、ヴィークの悪のりの提案で同居し始めることとなる。
紆余曲折あって父と和解し、市場に残る。
なんだかんだでラクリに好意に近い感情を抱き、最終的には二人はそういう関係となるが、もっとそういった心理描写をできていれば、と作者は後悔している。
主人公である二人はこんなところですね。
この二人がほのぼのとしているシーンは本雑記でも時折出していますが、そのあたりのまとめがあると探すときに楽かもしれませんね。
さて、あとがきも用意せねば……ゲーム制作もモデリングも前途多難ですね。
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