[創作論]そう呼ばれてるからそう呼ぶのである
朝はパン
昼はライスで
夜はディナー
夜食にスープ
明日は外食
よく分からない詩を見つけた。
その日の食事を並べるなら、献立を書けばいいのに。まさか、これが献立なのだろうか?
あるいは、今日は明日の贅沢のためにガマンしたぜっということなのだろうか? いや、逆もあり得る。高級な今日の各メインだが、明日はしょっぱく外食だぜ、ということか?
いや、ならば57577に倣う必要はないだろう。ならばこれは短歌なのか? いや、季語もなければ何もない。あるのは机の上に、時間ごとに置かれた食事だけだ。
あとがきいわく、編集がこれ入れれば勝手に沼にはまっていくんじゃないかなって入れたらしい。あほか。
◆◆◆◆
タイトルと短編に関連性はありません。今回は。
以前にもお話ししたと思うのですが、異世界ものを書いたときの、ものに対する名称、どう呼ばせるかを悩んでます。
その物語のなかで「初めて出てくる」単語であり、かつ「世界特有の呼称」。例えば、魔力という概念にマナという呼称とかがそうですね。
今悩んでいるのは「大きな時代のギャップがあるにも関わらず意思疏通できるし、単語に食い違いがない」場面です。(理由は用意済み)
例えば古の技術で作られたAIとあれこれとやり取りをする。主人公たちはAIが何のことを言っているのか分からない状態となるのは自然でしょう。火、をファイアと呼ぶことを知らなければ、お互いになんじゃそれ、となるのは確定です。
その単語を、読者には説明しないと伝わない専用単語に置き換えてしまっていいものか……漢字四文字なので見た目が狭いんですよね。でも今さら置き換えるのもあれだし……。
単語のご利用は計画的にしましょう。
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