[創作論]潰えぬ兆しと我が志(モチベーションについて)

 GWといい、オリンピックといい、ことごとく中止・延期ですね。感染が押さえられず、犠牲者が増えることこそが最悪のシナリオである以上、仕方のないことなのですが。

 イベントでの、自信の結晶や雰囲気が好きなので、こういった熱は大事にしていきたいものですね。


 さて、こんな世の中ですが、久しぶりにモチモチ、もといモチベーションの話をしましょうか。


 皆さんの根底たるモチベーションはなんでしょうか? こう、作業に取りかかるためのアップダウンするやる気ではなくて、こういうのを作りたいな~、とかの源泉の方です。ネタを練り熟成させる方のモチベーションです。

 そうですね、こう定義しましょう。作業への活力を作業モチベ、熟成させる方を熟成モチベ、と。

 もちろん、作業モチベの赴くままもいいですが、それがいつまで継続できるかは分からない。だからこそ熟成モチベで展開を考えながら、作業モチベへのエネルギーを溜めたりする方が大半でしょう。


 では熟成モチベ、どうやって保ちましょうか?

 これの期間が長いと、伝家の宝刀「エターナるソード」が抜かれて世界がバッドエンドに一直線ですし、かといって作業モチベを絞り出しても限界はいずれ来て、「エターナる神」が「終わってもいいのだ」とささやきます。

 だからこそ出力にはインプットが必要、とも言われていますね。感想などの反応がインプットとなりうることもありますね。


 では本題。熟成モチベの、私の実践している保ち方。

 1つは習慣付け。今だと、市場の進行と絵の進行を毎日交互に行っています。これは作業モチベですが、仕事の時とか、職場への行き来する道すがら、展開や色の置き方を考えています。今日も展開について、より自然な形にするにはどう進行したらいいか、を考えておりました。

 すると、次にやるべきこと、書きたいシチュや色の違和感などを把握することができますね? 次のタスクがはっきりしてしまえば、あとは作業モチベで消化するだけなんです。あぁ、休息はしっかりとりましょうね?


 2つ目は遠目標を定期的に用意すること。小説だと、兼ねてから書きたいと思っていたシチュ。絵だと仕上げたそれを何に使うのか、とかの中間ポイントですね。

 例えば市場。紅青編では、ギルたちのお泊まり会とか、アリアとのやり取り。王編だとそれぞれの生活と、戦い。テレア編はヴィーク軍戦、石飛は二人きりの心中語りです。

 絵の方は、ゲーム制作の完成を目指す上で必要な要素のため、それのために動いている、といったところです。

 つまり、「何をすればそれを描けるのか」を組み立てる必要ができるんですよね。練り練りしないと描けない。なら練り練りと熟成モチベを高めないといけない。しかし練っていれば自然とモチモチと熟成していく。簡単なループですね。


 こんなところでしょうか?

 それとも習慣化しすぎているだけなのでしょうか?

 執筆のやる気でないなー、という方のご参考になれば幸いですね。

 それでは、モチモチしていきましょー。

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