[設定]エピソードエンディング(市場・王編4)
※敵対勢力考えるのって、なかなかエネルギー使いますよねぇ
王編にて登場した敵陣は以下ですね。
いずれも名前はインスピレーションと、対応する王様と、どこか似ている名前をつけようと努めました。
ガデル(人間/男)
グレイズをグラス・エースと名付けたおじさん枠で、彼の父親。砂漠の国所属で、登場時には騎士(作中では赤騎士)を率いて市場を落とそうと試みた。
目の前に現れた息子に説得を試みるも、失敗。圧倒的な魔法の前に敗れ、死亡する。実際のところ、王の中でも戦闘能力の高い彼を引き付けることが目的だったことを考えると、作戦は成功と言えるだろう。
グレイズが異形である以上、彼の妻は獣だということになるが、その詳細についての設定は存在しない。
オルストレ(獣/男)
イメージは狼のふっさふさな立脚類の戦士。戦場へは鎧と盾のみを握りしめ、武器を強奪して戦うおかしな傭兵。
フェリと同じく雪の集落出身で、砂漠の国の傭兵として雇われていた。というのも、雪の集落は砂漠の国の侵略により滅ぼされている。
しかし暑いうえに砂だらけの国に嫌気がさしていた彼は、テロに参加する中で敗北を喫し、寝返ることを選ぶ。
フェリのことは噂程度に覚えていたが、まさかこきつかわれることになるとは思っても見なかっただろう。
ネル(竜/女)
渓谷の国出身の谷飛竜。くすんだ土色の鱗が特徴的。
砂漠の国と同時に攻めて市場を落とそうとしていたが、こちらが裏切る。渓谷の国が必要としているのは市場の王という、選ばれた存在になるための情報が欲しかったことが理由である。
彼女はカルの姉であり、王女。前線に出るということに、今疑問を感じたもののどうしようもないだろう。
父親である国王の命令に従い、カルを連れて帰る、あるいは情報を聞き出そうとトレムに化けてみるものの、見破られる。それから目ぼしい情報を得られないと知りカルの抹殺を試みるも、失敗。命からがら市場から撤退する。
詰め寄るシーンは、なんだかんだで私の好みのシチュエーションを書いていた気がする。
王様s三人は種族が異なるため、三竦みになるよう敵の種族も配置しました。
また、一人あたりの話数が少なくなるため、回想シーンを省き、彼らの登場時に触れる、という形をとっています。自然な流れになっていますかね?
さて、あとは誰がいましたっけ。ひとまず、メインとなる設定語りは、王様編は終了ですかね。
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