[設定]エピソードエンディング(市場・王編3)

※そういうことです






 キャラクター設定に対する需要ってあるんですかねぇ。いや、自己満足でやりたいだけなんですけどね。

 あくまで過去のみを書くだけなので、そこから先はご想像にお任せします。


カル(男/獣)

 名前は特に捻らなかった記憶。

 立脚類の白い毛皮が特徴の獣の王。特筆する武術も魔法もないが、女性に人気のある二枚目の王様。特別何ができるということもなく、市民と同様、生活をしている。

 彼もまた異形の子で、渓谷の国の国王と人間の間に産まれた。王族でこそあるが、谷飛竜、あるいは人間の姉弟ばかりなので、生きるに困らない生活を送る以外、権力も何も与えられることはなかった。

 そんな中、世界樹の王という地位を狙った国王は彼ならば、潜入も難しくないことに気づき、差し向ける。だが「どうすれぱ世界樹を治める者となれるのか」などあやふやな指示に、路頭に迷うこととなったところを、グレイズと同様、先代王に拾われる。

 以降、渓谷とは音信不通となる。

 実のところ、他の二人は「戦闘能力」が王として与えられており、彼には「異界の管理者」という中2チックな役割が与えられている。当人は気づいていないが、彼は異界へ干渉が可能であり、その肉体が傷ついた際に現れるものは異界からの干渉者だとか……。

 (そもそもは異界への扉の管理者という発想だったが、軽率にひどい目に遭ってほしいという欲望が歪曲してしまった)


リドル(男/獣)

 名前は、これまたインスピレーションて。

 カルの側近を勤める四脚類の獅子。魔法や武術など、目立った対抗手段を持たぬ王の監視を精一杯しているつもりだが、よく逃げられる。そしてなぜか、いつも暗殺者に狙われているところに出くわしてしまう苦労人。

 作中では戦闘描写はないが、人並みには強い。というか力押し。一部、リグルと書いてしまってごめんなさい。


トレム(男/竜)

 名前は発音のしやすさから。由来は特にない。

 シェーシャとは幼馴染みの山飛竜。彼女よりもいくらか先に市場に移り住んだ。とはいっても彼女が旅に出た方が先である。

 毛皮が好きな物好き山飛竜で、カルと密かに交際している郵送員。彼の整った美しい出で立ちに一目惚れし、郵送員に志願。それから積極的に迫ったとかなんとか。

 作中ではギル、シェーシャと同行して樹海へと向かう描写がある程度には、親しい間柄である。樹海の二人に関しては、郵送員新人時代に配達を行っていたため、交流があった。


 pixivにて同名のアカウントにて投稿したトレム×カルもよろしければご覧ください。というかこのシーンのせいで二人が結ばれてしまったんだけども!

 この設定ができたとき、ちょうど、爬虫類はふかふかが好きというネタが流れてきたんですよ。そのせいです。私は悪くない。

 さて、あとは敵枠ですか。この三人はわりとさっくりといけそうですが。

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