[日記]冷気と熱と
夜の帳が外を覆い隠すと、ぐっと、気温が下がる。
冬。ただでさえ低い気温が、さらに体温を奪う。
足が感覚を鈍らせ、指先が痺れる。
得た熱を逃がすまいと、二重三重と服を着込むが、冷たい外気はなお、貪欲に熱を奪う。
--まだ、食い足りないのか?
そう考えてしまうと、星という巨大な生命体にいるちっぽけな養分の一つでしかない錯覚に陥る。ある意味では、いずれ星にばらされる体だ。今は己に意思があるように振る舞っているだけの、タンパク質だ。
寒い。
冷えきる前に、寝てしまおう。ちゃんと厚手の布団を被って、毛布をかけて、体温で温める。できる限り、冷たい部分に触れないよう寝返りをうちながら、温室の安寧に身を委ねる。
ゆっくり息を吐く。力が抜ける。
頭が寒い。温もりは全身で味わうに限るのだ。もぞもぞとしていると、意識を失う。
◆◆◆◆
寒いですね。インフルとか気を付けてくださいね。
炬燵の恋しい季節ですが、生憎、この室内にはございません。欲しいと思うのですが、設置する場所がないんですよね。
デスクトップパソコンはフローリングの部屋に置いてあるし、寝床の部屋は狭く、本などの荷物がある。
寝床の部屋に置いてみようかと、前の冬は思いましたが、そうするとフローリング部屋での作業ができない。フローリング部屋に置こうものなら、作業がしにくい。加えて、電源タップが少ないのです。
延長コードを使えば、もちろん使えるのですが、通路にコードを張ることになるんですよね。これまで引っ掛けたりすることはありませんでしたが、あったらあったでどうなるか…。
ならば全て寝床の部屋に置いてみれば、となると、フローリング部屋にいる理由がなくなるし、引きこもりになりそうなんです…。
なので、ネギやニンニクなど、食事で免疫を上げるようにしていますが、今年も何事もなく過ぎてほしいですね。
では、本日もよい1日を。
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