[創作論]泡の飛沫に肌を濡らす
ふと気がつくってこと、ありますよね。
あれやこれやと考えていると、内側に秘めたる共通点や結論が現れて、弾けてスッキリする。
それを、泡のように膨らみ、結論を得て弾けるかのようである、と思ったのですが、詩が思い浮かばなかったです。
昔は、ちょくちょく書いていたのですがね。
で、よく異世界転生チートものについてあれやこれやとツッコミを入れていたのですが、私の中での、これに対するハテナがはっきりとした気がしたんですよ。それは、
過程を飛ばして、我が物顔でその世界の理を操ってる
ことかと。
例えばあらゆる最上位魔法を扱えてしまう、という設定の場合、その世界の魔法の権威でも使えるか分からないものを、何も理解してないやつがなんで使えるんや、と。
剣術で最強ならば、なんであんたは相手の太刀筋とか経験値0で読めるんや、と。(技関係なく無類の剛力でねじ伏せるとかなら理解はできなくはない)
現実的に言うなれば、勉強せずにすべての資格を取れて、お金が入ってくるぜ、的な感じでしょうか。
転生しました、たまたま才能ありました、色々やってたらこんなことできました、世界救っちゃいました、なら、その道中に何があるか気になるところなんですが…。
こう、葛藤とか目標とか、もっと主人公には奔走して欲しいんですよね。振り回されて、叫んで、克服してほしいです。
流行りを知るには、世間一般の需要はどうなっているのか、気にする必要もありますね。私は基本気にしませんが。
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