[日記]満ちぬ欲は減衰させるべし
まだ眠れる時間。同時に、いつもは目が覚めている時間だ。
寝返りをうち、布団から目を出してみると、外の明るい景色が視界に現れる。雨が降るかもって言っていたのはどこの誰だ。雲ひとつないではないか。
外の建物による間接光の力では、まだ覚醒するにはあと一歩足りない。まだ、寝れる。
もう一度寝返る。だが光の差し込む窓は、距離こそあるがそちらにある。
そこから一時間、もぞもぞしているうちに経過した。体を起こして、充電スポットからスマホを抜いて、電源オン。
画面を見るという、いつものことを終わらせても、まだぼんやりしている。動くことにしよう。
顔を洗って、朝食を用意。お湯を沸かしてコーヒーを。
のんびりじっくりと朝の時間を楽しむ。いや、楽しむというよりは、ゆったりとした時間の流れに身を任せる。
3連休の真ん中。24時間増えた時間を何に使おうか。
それが贅沢な悩みである、と言われたとして、私にはそんなことに考えは及ばない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます