[創作論]膨れ上がるモチモチのナニカ

今日のやる気はどれくらいの体積があるだろうか?あるいは、面積か、線香のように細いものかもしれない。

要は、モチベーションというやつだ。外部からの刺激、体力、習慣づけ、反応、感想…どれがどれだけの力を持つかは個人差によるが、これを保つことは非常に難しい。

特に、競技性の欠片もない作品作りなんて尚更だ。競技ならば勝利という目標が外部に存在し、それを目指して練磨すればいい。個人競技も団体競技も変わらない。

ただ、作品というものはどこまで行っても作品だ。勝利なんてものは存在しないし、コンクールなどで大賞をとったとしても、それは勝利ではない。今回「は」選ばれたにすぎない。(大賞作品を卑下するつもりはない。人の目にとまるか、などの観点から言っている)同時に、ゴールなんてない。


ならばどうやってモチベーションを保つのか?人によって様々だろう。

よくある話だが、写真をSNSに投稿してRTやイイネがもらえるとモチベーションを上がるという話がある。集団生物である以上、自らを見られていると感じると、(おそらく)本能的にモチベが上がるようになっているようだが…。

感想をいただけると作者は舞い上がるのは確かだ。市場にいただいている一件の感想や、泊まりに行こうのコメント、七日のお気に入り。特に市場の感想をいただいたとき、直後の一話を10日ほどで書き上げることができるくらいだったのだ。


ここらから個人の主張である。

では、他にモチベーションを上げる方法は?

となると、まず第一に習慣づけだと考える。やらねば感想評価をつける対象もなく、ただやりたいと考えるばかりの頭でっかちになってしまうからだ。

私がカクヨムに投稿し始めるまでに、10年という鍛錬期間があったことは事実だが、感想をもらえた機会は三度のみ。うち二回は部活動での合同誌だ。

次に、走り切るまで書ききること。インフルエンサーになる必要はないと思っている。自己満足でいいから書き上げること。設定を組み立てて始めることは何度でもやり直せるが、エンディングは終わらせないと見ることができない。短編からでもいい。

最後に、書く以外にもすること。読むでも、絵でも、一人か、誰かと遊ぶでもいい。根を詰めすぎると、筆が単調になってしまう。


私のモチモチ加熱方法はこんなものだが、参考になるだろうか?

モッチモチ。バンズがモチモチでした。ごちそうさまです。

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