[創作論]かのものはxxである

あなたは物語には、どんな種がいますか? 中心となるのは人間ですか? それとも野を駆ける者たちの視点を覗くのでしょうか。

たまにある、「それ、全員人間でよくない?」という話もあるが、なら人間である必要もないよな、と私は言うやつである。


話が逸れたが、種族というのは描き手によっていくらでも名前も特性も変わるものである。市場でいうなら、立脚類の竜は竜人、立脚類の獣は獣人と言い換えても、わりと自然ではあるが、ではなぜ、私は人というワードは人間にしか適用しないのか。

答えるとしたら、市場にいる存在は人を前提としてないから、だろう。

私達の生きている現世からすれば、彼らは、私達人間の特徴をいくらか併せ持つ爬虫類や獣である。

しかし彼らの世界からすれば、初めからそこにいて、個人名以外の呼称に困るからお互いにこう呼ぶことにしようとするはずだ。

もしかすると、四脚類か立脚類であることを中心に呼称がつくと私は考える。

無論、ある種族の特徴を持つ民族がいたとして、それらが外界から現れた者たち、似た特徴を持つ者たちに対し呼称を定めるなら、○人と呼ぶことだろうと思う。


人さまの定義に対して何も言うつもりはないが、私の、市場での定義の由来は以上である。

あなたの、種族への呼称や設定のこだわり、聞いてみたいな。

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