第381話 キミが笑う未来のために篇⑲ 悲恋愛好者アイティアの決断〜辛い恋に身も心も灼かれて
* * *
――みなさまお久しぶりです、アイティアです。
ここ二月あまりの間、龍神様のご領地を離れ、本来の主であるラエル・ティオス様の元へ、ソーラスちゃんと共に戻っていました。
ラエル様は一時、かなり危うい立場にありました。
それは、私とソーラスちゃんという間者をヒト種族の領域へ送り込み、獣人種を拐かす奴隷商の動向を探らせていたことが問題視されたからです。
もともと、他の列強十氏族の方々――獣人種の中でも特に大きな功績と実力を兼ね揃えた傑物たちはこの問題にあまり熱心ではありませんでした。
なぜなら、獣人種の領域は東西に伸びる沿岸地域が主であり、最もヒト種族の領域に近い西端に領地を構えていらっしゃるのがラエル様だったのです。
必然、拐かしの被害もラエル様の領域が最も多く、ラエル様にとっては大変な頭痛の種になっていました。
自国の領民を守るため、ラエル様は何年も前から独自に動き、拐かしの実行に
獣人種の拐かしは、そんな
獣人種列強十氏族会議に於いて、ラエル様は何度もこの問題を提起してきましたが、自領に実害が殆ど無い他氏族たちの反応は鈍く、ヒト種族との軋轢を懸念した氏族長たちに逆に糾弾されることもしばしばでした。
氏族長たちの反応が鈍かったもうひとつの理由は地政学的な問題があります。
東西に長く伸びた獣人種領は、北を魔の森、南をジオグラシア海に挟まれ、東を永世中立国エストランテ、西を魔族種領ヒルベルト大陸に接しています。
この魔族種領が緩衝地帯となり、ある意味で拐かしの被害が限定的となっていたのも確かでした。ですがその被害を一身に受けるラエル様のお怒りと心労は大変なものになっていたのです。
ある意味、決定的な事件が起きました。
開戦はテルル山地の麓で行われたそうですが、
魔族種根源貴族のおひとり、龍神族のディーオ・エンペドクレス様を生け捕りにしたというのです。
この報は魔族種と獣人種にも大きな衝撃となって走り抜けたと、ソーラスちゃんは当時を振り返ります。
魔の森に居を構える変わり者、白蛇族の王を除けば最大の長命者であり、その力は比類なしと言われていたお方だけに、大変な影響力を持つお方でした。
特に、先々代からのお付き合いであるというラエル様は「馬鹿な……!」としばし言葉をなくされていたといいます。
それからのラエル様の動きは迅速でした。
ヒト種族の欲望に際限はなく、魔族種領にて大戦果を上げた奴らは必ずや獣人種をも攻めに来る、として独自の兵を率いて果敢な攻勢へと打って出たのです。
攻勢に転じる切っ掛けになったのは、精霊魔法師エアスト=リアス様の存在があったといいます。一切の係累を持たない単独種族である龍神族唯一のお身内であるエアスト=リアス様は、ご自身の不在の間に主であるディーオ様を討たれ、大変な怒りと悲しみの中にありました。
以前からラエル様とは懇意の間柄であり、獣人種の拐かしに全面協力をする代わりに、ディーオ様の救出をするという同盟関係が締結されました。
ここからのお話は割愛しますが、ディーオ様の死と次代の王、タケル・エンペドクレス様のご誕生。タケル様の旅と呼応する形で
この手柄によって、ラエル様は列強氏族の中でも確固たる地位をより盤石なものとし、ディーオ様に続いてタケル様という新たな龍神族の王の後ろ盾を得ることに成功しました。
その勢いに乗り、ラエル様は
私とソーラスちゃんが適任とされ、はぐれものの獣人種を装い、ヒト種族の夜のお店を転々としました。
そこでわかったのは、ヒト種族の業の深さ、そして男性はなにも私達獣人種に、メスに対して、性欲ばかりを抱いてはいないという事実でした。
家庭では得られない癒やしを求めたり、過日の恋人への想いを断ち切れなかったり、単純に獣人種の容姿が獣耳や尻尾が好きだから、というオスたちもたくさんいたのは意外なことであり、そういう者たちは決して私達に乱暴狼藉を働こうとはしませんでした。
そうしてそのうち、獣人種拐かしの主犯を探すべく潜入調査を行っていた私とソーラスちゃんは逆に、主犯の手によって追い詰められる結果となりました。
勘の鋭いソーラスちゃんが日に日に疲弊し憔悴していきます。視線が離れない、気を抜いた瞬間に気配が現れる。
見えない影に尾行されるようになった私達は、追い求めていた主犯によって逆に追われていることに気づきました。
そして、ついに姿を見せた仮面の女剣士。
私を逃がすため、ソーラスちゃんは敵の誘いに乗り、ひとりになった私は、まんまと囚われの身となってしまいました。
敵の狙いは最初から私でした。
かつて聖都にて奴隷の身分だった私に異様な執着を見せていた男。奴隷売買の大元締めだったアナクシア商会番頭マンドロス。
枯れ枝のような細身で長身だった男は、かつて私によって負わされた傷により、さらに醜い顔へと変貌していました。
嗜虐的な笑みを浮かべて、マンドロスは自分の目の前で、私を陵辱するよう部下たちに命じました。
以前言っていたような気がします。彼は
恐らくその中には去勢も含まれていたのかもしれません。今となっては確かめようもありませんが、私をめちゃくちゃにしないことには彼の気は晴れなかったのでしょう。
大勢の男達によって押さえつけられ、無理やり衣服を剥ぎ取られ、生まれたままの姿を曝け出した私は、羞恥と怒りで目の前が真っ赤になりました。あの瞬間ほど、すべてを恨み呪ったことはありません。
それは仲睦まじい両親から生まれ、暖かな家庭で育った私が初めて抱いた感情――憎悪。殺してやる、と。私の尊厳を踏みにじり、陵辱しようとする男たちすべてを皆殺しにしてやる。そう心の中で叫び続けていました。
そしてその願いは、私の中から生まれいでた炎の精霊モリガンにより、叶えられることになります。
男たちを焼き、港を焼き、街の一部をも焼いた黒い炎。
自分が何をしているのかわからない。
でもこのまま行けば無関係のヒト種族も殺してしまう。
それがわかっていながら私は無力。
肉体も精神もモリガンによって支配され、どうすることもできません。
そんな私を救ってくださったのが、タケル・エンペドクレス様でした。
ご自身の生まれ故郷『ちきゅう』において、囚われの身となっていたアリスト=セレス様を救い出し、大きな敵を退け、見事
元より突出した力をお持ちだったタケル・エンペドクレス様は、私の想像よりもずっとずっとお強くなられていました。
あっという間にモリガンを大人しくさせたその手腕、さらに私自身ですら知り得なかったモリガン誕生の秘密。私の無意識の犠牲になっていた
ああ、タケル・エンペドクレス様。
お慕い申し上げています。
ラエル様へのご報告を終え、あなた様のお側に戻れるのが待ち遠しいです。
帰りはラエル様のご厚意で高速船に乗ることができました。片道一月半が三分の一になります。
早くあなた様のお側でその声を聞きたい。
あなたさまの存在を、五感のすべてで感じたい。
そしてもし叶うのならば、あなた様のご寵愛をいただきたい。
それが偽らざる私アイティア・ノードの願いです。
*
「帰りたい……」
龍王城へと帰還した私が真っ先に抱いた感情がそれだった。なぜなら――
「タケルタケル、やっぱりエアリスって…………おっぱいだよね?」
「ああ、それには同意する。でも僕は最近彼女のお尻も素晴らしいと思っている」
「確かに! おっぱいに負けないくらいエアリスのお尻って大っきいよね!」
「だろう? おっぱい派、お尻派は意見が分かれるところだが、いがみ合うなんてバカバカしい。どちらも等しく愛せばいいと僕は思っている」
「わかった、早速触ってくるね。なにか指定はある?」
「そうだな――おもむろに正面から優しく抱きつき、背中に手を回すとみせかけてお尻に触れ、こう下から掬うように持ち上げながら揉んでみてはどうだろうか?」
「すごい、それとってもいい! 行ってきます!」
「健闘を祈る」
今のやりとりの一部始終はタケル様とセーレス様の会話だ。
どうやらいかにしてふたりの至高の共有財産であるところのエアリス様を愛でるのか、という相談らしい。
セーレスさんを見送ったタケル様は執務室の椅子に深々と背中を預け、私が入れたお茶を優雅に飲んでいる。そしてしばらくすると――
何をするかー! というエアリス様の叫びがお城全体に轟いた。
ドドド、という足音と共に、執務室の扉が開かれると、借りてきた猫のようにセーレス様を小脇に抱えるエアリス様がご登場された。
「タケル、セーレスにおかしなことを教えるなと何度言ったらわかるのだ!」
メイド服に身を包み、旧エンペドクレス様のお部屋の整理に余念がないエアリス様は、事あるごとにセーレス様の妨害工作(?)に遭われ大変ご立腹な様子でした。
「はっは、おかしなことなんてないさ。エアリスのお尻は最高だろって話し合ってただけだよ。なあセーレス」
「ねー。今までちょっとおっぱいばかり触ってきたから、平等にお尻にも愛情を注がなくちゃって話してたんだよねー?」
「私はそなたたちのおもちゃではない!」
セーレス様を投げつけるエアリス様、とそれを受け止めるタケル様。
タケル様の腕の中でくるんと丸まったセーレス様が、御方の首に手を回しながらその胸にペタっと抱きつきます。あ、いいなあ。
「おもちゃなんかじゃないさ。大切な家族だよ」
「そうだよ、エアリスは私のお嫁さんだよ!」
キリっとおふたりともやたらといい顔でエアリス様にそう返します。
言われたエアリス様もまんざらではないのか、苦々しい顔をしながらも口元がにやけています。あ、もしかして私がいると素直になれませんか?
「と、とにかく、そいうのは昼間は禁止だ!」
「ほほう、ならば夜ならしてもいいと?」
「やった、言質をとったよタケル!」
「なんなのだそなたたちは! なぜそんなに息がピッタリなのだ!?」
「だって、なあ?」
「だって、ねえ?」
やめて。聞きたくない。
「夫婦だもんなあ僕ら」
「夫婦だもんねえ、私達。エアリスと三人で夫婦だもん」
そうなのだ。私が不在の間に、ついにというか何というか……。
元々タケル様とセーレス様とエアリス様は、精霊様であるアウラ様、セレスティア様を間にはさみ、ご家族という間柄になっていた。
そこには男女の関係よりも家族愛が重視され、恋愛関係というものがすっぽりと抜け落ちていた。
切っ掛けとなったのは二月前、聖都跡での浄化を終えられたタケル様が、王都での歓待を受けたあと、その帰り足でタケル様の故郷である『ちきゅう』へと赴き、大変立派な旅籠でご静養をされました。
実はその時、タケル様が『ちきゅう』で大変お世話になったという実力者、カーミラ様というお方のご懐妊が発覚したというのです。
なんでも不死性がなくなってしまったタケル様のお命を救うため肌を重ねた(なにそれ羨ましい)という仕方ない事情があったらしく、そのときにカーミラ様はタケル様の子を身ごもったとか。
結局それは虚言だったそうですが、カーミラ様の妊娠騒動を契機に、タケル様は曖昧なままだったセーレス様とエアリス様の関係を確かなものとし、さらにカーミラ様をお迎えに行ったそうなのです。
どうやらカーミラ様もかねてよりタケル様たちの関係進展を望んでいたようで、ご懐妊のフリをすることでタケル様に覚悟を促した、というのがことの真相だったとか。本当に余計なことをしてくれたものです……。
そのせいでタケル様とセーレス様とエアリス様はご結婚の運びとなってしまいました。
私たちが帰還する直前、女の矜持をかけたセーレス様、エアリス様のダフトン市上空空中大決戦が行われ、全臣民を巻き込んでのご婚約の発表があったと。
そうして、タケル様とセーレス様が、そしてセーレス様とエアリス様がご結婚することになりました。
何が何だかよくわかりませんが、とにかく二番目という扱いをなくしたかったとか。なら私はエアリス様と結婚すればいいのかなあ……?
『タケル様、浮かれるのも結構ですが、あまり他者を置き去りにするのはいただけませんよ』
執務机の上に陣取った真希奈様(人形)が、応接机に座った私とソーラスちゃんを見ながらタケル様を諌めてくださいます。
あ、ちなみに真っ赤な顔になったエアリス様は「仕事がある」と言って出ていかれました。逃げたようです。
「おっと、ごめんごめん、報告の最中だったな。それで、ラエルの奴がこっちに来るって? いいよ、今度僕の方から行くから」
「あー、いえ、申し出は大変ありがたいのですが、今回は獣人種列強十氏族を代表してのご挨拶なので、タケル様にご足労いただくと大変具合が悪いのです」
口をつぐんでいる私に代わり、ソーラスちゃんが答える。
タケル様は「あーなるほどね」などと言いながら、首元にあるセーレス様の髪をまるでご自分のもののように梳いて遊んでらっしゃいます。あー、イライラする。
「それで、お礼にくるんだっけ?」
「はい、私とアイティアを発端として開きかけたヒト種族との戦端は回避されました。それどころか、今後王都を中心として獣人種の奴隷売買に厳格な規制が設けられるとか。王都からの宣戦布告で窮地にあったラエル様は一転、英雄として獣人種社会で持て囃されています。それもこれもすべてはタケル・エンペドクレス様のおかげ。これでご足労までいただいてはラエル様が列強氏族より責められてしまいます」
「ほーん、まあちょうどラエルが来る頃には港の整備も終わるし、ルレネー河を北上できればもっとスムーズにうちに来られるんだっけ真希奈?」
『そうですね、今回アイティアさんとソーラスさんがいらした方法は、ラエルさんの領地から海路でルレネーの河口、ウピテル港へ。そこから早馬で約7日。これがルレネー河を北上するルートですとウピテルからダフトンまで4日に短縮できるはずです』
「そうなのか。たった3日の差なのか?」
『タケル様、空を飛べると忘れがちかもしれませんが、陸路は安全が確保されている道を通らねばなりません。ただまっすぐにダフトンを目指してくることはできないのです。たった3日の短縮でもすごいことなのですよ』
真希奈様の言うとおりだ。
私達にとっても慣れないヒルベルト大陸の行軍は神経を使うものだ。
それでも以前に比べれば格段に安全になったのも確か。なにせ各地で悪さをしていた魔族種のとある種族をタケル様が自分の部下にされてしまったから。
ホント、そんなとんでもないことをされているのに、本人はあまり自覚がないみたいです。
「まあこっちも色々報告しなければならないし、ちょうどいいかな」
「あ、その、タケル様とセーレス様、エアリス様のことは、一足先に伝書鷲で文を飛ばしてあります。もうそろそろラエル様のお耳にも入るかと……」
「そっか。それは手間が省けていいや」
ソーラスちゃんはチラチラと私を見ながら報告をします。私も無表情を装っていますが、心の中では黒い炎がくすぶっているのを自覚しています。
「そ、それでですね、改めてラエル様がいらしたときにもご請願があると思うのですが、私とアイティアの処遇のことなのですが……」
「ああ、ウチで預かるってことだろう。アイティアとモリガンを。それでソーラスはお目付け役って感じだっけ。別に今まで変わらないし、問題ないよ」
いや大アリでしょう。
私もソーラスちゃんも、半ば呆れ気味に龍神様を見ました。
『タケル様、ソーラスさんは仮にも新婚であるタケル様の元に、若い獣人種の女性がふたり、住み込むことへの醜聞を気にしているのです』
真希奈様。なんて繊細な気遣いができる精霊様なのだろう。尊敬します。
「うーん、ならいっそのことアイティアが精霊魔法師だってことを広く喧伝しよう。中途半端に隠すよりずっといい。なにせうちにはエアリスとセーレスがいるわけだし」
『そうした場合、タケル様のもとには真希奈も含めて、
「どんなに正しいことをしていても、文句を言う奴が出てくるのは地球も
なんだろう、龍神様がやたらとカッコいい。以前もそうだったけど、男らしさに磨きがかかったような気がします……。
「さすがタケル、素敵、カッコいい!」
「そう思うんならチューしてくれてもいいんだぜ?」
「えー、それは……みんなが見てるし。でもどうしてもして欲しいなら……」
龍神様の腕の中でもじもじするセーレス様。
もうやめて。砂吐きそう……。
『とにかく、ラエルさんの家令であるアイティアさんを正式にタケル様のところで預かると。その場合、今までのようにメイドという立場ではなく、アイティアさんは見習いの精霊魔法師として、先輩であるセーレスさんや乳デカ……エアリスの元で魔法の師事を受けることになります。ソーラスさんはお付きの世話役でしょうか』
そう、私はもうメイドではない。
もちろんメイドの仕事は続けていくが、対外的には精霊魔法師という立場になる。
ラエル様のところに帰還した私の扱いもそのようなものになっており、今まで頭を下げる立場だった私に、お屋敷のメイドたちが礼を尽くしてきたのには面食らったものだ。
「そうか、僕の方はそれで問題ないよ。でも極力アイティアの意思は尊重するつもりだ。アイティアは僕のところで暮らすことに問題はないかな」
決定権が私に委ねられる。
セーレス様も、真希奈様も、ソーラスちゃんも私の方を見る。
多分、これから辛いものを見ることになる。
それは今、龍神様の腕の中に抱かれているセーレス様を始め、エアリス様のことだ。
やがて正式な結婚が成され、遠くない未来、おふたりは龍神様の子どもを授かることになるだろう。
それを最も間近で見るはめになる。
キリキリと胸が痛む。
ああ、どうしてこんなときに。
私が最も嫌悪するあの男の言葉を思い出してしまった。
マンドロス。あの男は私が非恋愛好者に受けると言った。本当にそのとおりだと思う。なぜなら――
「何卒、私アイティア・ノードを精霊モリガン共々、末永くお側に置いてくださいますよう、伏してお願い申し上げます」
こんなにも辛い恋をしているというのに、そんな自分にどうしようもなく酔っている自分がいる。そしてあわよくば、タケル様のご寵愛のお溢れを貰えるかもしれないと、醜い期待をしてしまっている。
ホント自分がますます嫌いになっちゃいそう……。
モリガン、ごめんね。
またちょっとだけ負担かけるかも……。
続く。
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