応援コメント

第314話 北の災禍と黒炎の精霊篇⑧ 決着・黒炎の精霊VS龍神様〜花束の貴方と再会して」への応援コメント

  • いかな精霊と言えど、
    現世に顕現したばかりの幼いモリガンでは、
    タケル君の相手にもなりませんでしたね。
    セレスティアやアウラと違って、
    恒温動物である人間の肉体って枷も有りましたが。

    龍神城に戻ったら、
    教育と言う名のお説教ですかね?

    パルメニさんも、
    思わぬ所で想い人との再会になりましたね。

    まあ、
    タケル君がエンペドクレスを継いだのを知らなければ、
    タケル・エンペドクレス=ナスカ・タケルとはならなかったでしょう。
    声で気付かなったのかな?
    面貌で声が籠ってたからかな?

    目の前のタケルを名乗る男から、
    叔父とナスカ・タケルしか知らない、
    自分の好物を告げられて、
    やっと探していたタケル君だと気付いたパルメニさん。

    想いが溢れて、
    思わず抱きついたみたいですね。

    こちらも、
    龍神城に戻れば修羅場かな?

    作者からの返信

    須藤 恭也様、毎度コメントとご愛読を賜り今日つ至極に存じます、Ginranです!

    モリガンは絶対強者ムーブを展開してましたが、よくよく考えれば表に出てきて色々浮かれていただけだったのかもしれません。

    肉の身体は良いことも悪いこともたくさんあります。特に悪いこと、暑い寒い冷たい熱い……。辛い苦いしょっぱいなどなどもこれから体験して行って、そのたびに「世界はシンドい」とモリガンはへたれるようですw

    現在は鎧で常時魔力をドレインして、ヘロヘロの状態にしているので、自分では指一本動かせない状態です。

    そんな彼女への洗礼は先輩たちから。アウラとセレスティアにもてあそばれてしまうようですw

    あ、ちなみに次はセーレス先生から治療を受けるソーラスさんがとんでもないことになってしまう予定ですw

    声で気づかなかったのか……おっしゃるとおり、仮面越しだったりしますし、鎧を纏っているときには結構声を作って喋っています。

    普段の優しい声と、戦闘時の硬い声とでは判別がつかなかったようです。

    それ以外にも、実はパルメニさんタケルくん捜索の度は傷心旅行にも近く、もう彼女の中でタケルくんは9割がた死んだものとして扱っていました。

    なので、まさか窮地を救いに来てくれた龍神族の王がタケルくんとは思うはずがありません。なんだかノリツッコミのように随分乗ってしまいましたが、のちのちに領主バガンダのところであったやり取りや事情などもタケルくん本人から説明されていくようです。

    一応補足なのですが、パルメニさんはタケルくんに抱きついてはいませんw 抱きつく寸前に手で肩を抱いた程度です。

    ここで首っ玉に抱きついてカワイイ女のコアピールできるくらいならもっと図々しくセーレス&エアリスの間にも入っていってタケルくんにかわいがってもらえるのでしょうねw

    それができない程度には大人で、そして賢い女性なのです。パルメニさんが幸せになるためには、悲しいけどタケルくんが男として大人として成長するのを待たなければなりません。

    待たせてしまった分、タケルくんはその後精力的に彼女たち……アイティアやソーラスも併せて愛してあげることでしょう。


  • 編集済

    取り敢えず、アイティアの身体を乗っ取ったモリガンを再封印(?)し、元のアイティアを取り戻す事が出来たのかな?


    この後、アズズから話を聞いたタケル君達は芽依ちゃんの捜索に協力する事になるけど、まさか芽依ちゃんが地球の千葉県九十九里に飛ばされているなんて思いもしなかったタケル君達は、結局見つける事が出来無かったという流れになるのかな??

    そしてパルメニさんは再会の喜びも束の間、セーレスさんとエアリスさんの存在を知って落ち込み、そしてこれからまだまだ先の出来事にはなるんだろうけど、4Pを知らされるどん底(地獄?)に突き落とされるという展開が待っているのかな?w

    作者からの返信

    @bunsainashi-yomisen様、いつもコメントとご愛読をいただき誠にありがとうございます、Ginranです!

    現在モリガンさんは魔力を吸い取られ続け、ヘロヘロの状態になっています。意識はまだアイティアに戻っていません。

    なので、これからお城に連れて帰って精神的に追い詰めてモリガン封印……というか多少妥協案を提示する予定ですw

    おっしゃるとおり、これからタケルくんたちも芽依ちゃんの捜査に協力しますが、それは別にアズズの方からお願いされた……というわけではなく。

    あくまでパルメニさんとアズズが今後タケルくんのお城を起点にして、まったくアズズの勘で東奔西走して捜査していくことになります。

    それを見ていたタケルくんたちも芽依ちゃんの捜索を心に留めるようになって、時間が空いたときなど、自分の力の及ぶ範囲で探していくことなります。

    アズズはああいう性格なので、自分の私情に他人を巻き込むのは由としません。パルメニさんは自分のパートナーであり、持ちつ持たれつになっているので唯一お願いしている形です。

    なのでタケルくんたちも自分たちが表立って協力を申し出ても断られるだけなので、勝手にそれぞれ捜索し始めます。

    タケルくんは特に冒険者ギルドのハウトさんにそれとなく話をしてみたり、獣人種のラエルなどにはこれこれこんな感じの女のコが例えば奴隷になってたりしないか、などを調べるよう依頼します。

    さらにエストランテにいるウーゴなどにも思い出したらでいいのでこんな女のコを見つけたら知らせるように依頼します。

    とはいえ、まさかタケルくんも神なる御業で地球に芽依ちゃんがいるとはわからず。

    13年後、秋月楓から「実は例の彼……納税者の衣笠伊織の身辺調査で、以前少しだけ聞いたアズズさんのお子さん……。万が一ということもあるので確認だけしてもらえませんか?」という感じで話を振られ、「確かにただの人間にしては異常な戦闘力だけどまさか……。正式に依頼します、この子の身辺調査をお願いします。あと写真……できれば現在のものだけでなく、もっと幼い時分のものも――」と話が繋がっていったようです。

    秋月さんが手に入れた写真は幼稚園の卒園式のもので、同級生を買収して手に入れたものでしたが、集合写真で小さく映る芽依ちゃんはアズズが別れたときよりたった1〜2年後程度のものだったので、本人に見せた途端、「おい、パルメニ、俺を被れ」と言って「何よ急に。別にいいけど――はふぅ」と脱力&ぶっ倒れてしまったようです。

    「なんだよちくしょー、そりゃ見つかるわけねえわー、違う世界にいるんじゃよー!」と悪態をつきながらも、あとでこっそりタケルくんには「実は前々から知ってたんだ。おまえらが裏で色々動いてくれてたのは……悪かったな」と不器用なお礼を言ったとか。

    秋月さんの報告で芽依ちゃんの成長の歩みが詳細にレポートされ、それを聞いていくうちにアズズもホッとしていったようです。「なんだ、あの里で暮らすよりよっぽどいい暮らししてんじゃねーか」と。

    パルメニさんに関しては、たしかに関係が深化していくタケルくんたちを見て落ち込みこそすれ、一緒に暮らしていくうちに彼女自身もエアリスやセーレスを好きになっていきます。

    地球に追いかけて行くほど好いていたセーレス。そんなタケルくんを地球で支え続けたエアリス。まずこのふたりには敵わないと心のなかで白旗を上げていたようです。

    心深ちゃんに関しては「小娘が」と最初は馬鹿にしていましたしあたりもきつかったですが、心深ちゃんもああいう性格なのでやられっぱなしではなく、当初はかなりガミガミやりあっていたようです。

    ですが胎教にいいという理由で毎日お城の中庭で歌っていた心深ちゃんの歌は、偶然か必然かダフトンの街まで響き、そのうちお城から聞こえてくる歌は一体誰が歌ってるんだろう、とちょっとした騒ぎに。

    それをきっかけにタケルくんは自分の3人目の嫁として心深ちゃんを街のみんなに紹介。その際彼女は異世界の歌をアカペラで披露して受け入れられます。

    人前で堂々と異世界の洗練された文化を披露する心深ちゃんの姿にやっぱりパルメニさんは心の中で彼女を認めると同時に自分では勝てない……と白旗を振ったようです。