モリガンvsアズズ&パルメニ。
優勢だったのは、
やはり炎の精霊であるモリガンでしたね。
長年、
抑圧下にあったモリガン。
その鬱憤を晴らすかの様に、
パルメニ組に攻勢を掛けていましたね。
お互いが最大の攻撃を放つと同時に、
一筋の流星が降り立ち、
何事も無かった様に、
その攻撃を受け止めました。
その人物は、
我等がタケル・エンペドクレスでした。
よもや、
三代目エンペドクレスが、
探していたナスカ・タケルとは、
パルメニさんは想像もしてなかったでしょうね。
紆余曲折有って、
想い人であるタケル君の食客になるのは良いけど、
タケル君の御手付きになるのは、
13年も待つことになろうとは、
夢にも思わなかったでしょうね。
作者からの返信
須藤 恭也様、いつもコメントとご愛読、誠にありがとうございます、Ginranです!
精霊魔法使いの強さ的には、エアリス>セーレス>モリガンといった感じです。
エアリスさんもアウラと量子結合した状態の場合ではやはりセーレスさんより強くなります。
フルパワー100%中の100%のアズズの場合ですと、モリガンは勝てません。
セーレスさんの場合はアクアブラッドを展開して閉じこもるか閉じ込めるかすればアズズには勝てると思います。
量子結合状態のエアリスさんに対抗できるのは金色のタケルくんだけですね。
セーレス60歳に対してセレスティアは8歳くらい。エアリス18歳に対してアウラは8ヶ月くらい。
ではアイティアとモリガンはというと実は同い年です。15歳くらいかな。
生まれたときからアイティアの中にはモリガンがいて、ただしモリガンに自我が芽生えたのは幼少期、5〜6歳くらいでしょうか。
それから十年近くずっと抑圧され、アイティアの負の感情の受け皿として機能してきたので、それはもう尋常ではないほど鬱憤が貯まっています。
これを解決するためにはアイティアがしっかりモリガンの存在を自覚し、受け入れてあげることが必要になります。
まあなんと言いますか、パルメニさんお手つき事件までブランクがあるのは、タケルくんの甲斐性のなさというか、彼自身もセーレス&エアリス、さらに心深ちゃんで手一杯になっていたということでしょう。
三人の女性と13年歩んできてようやく男としてさらにハーレムの追加人員が許されてきたと言いますか……三人の嫁たちが許してくれるようになったといいますか。
三人はそれぞれ子供もいるわけで、自分の地位を盤石にしてから旦那に「遊んできていいわよ」という上から目線も入っているのかもしれませんw
編集済
アズズが仮面の姿になったのは、呪いのせいだったのか・・・。
パルメニと意識を通じ、自分の手足として戦うアズズと、元は体の一部だった角(芽依ちゃんの剣)を通じ、伊織君の意識を共有する事が出来る芽依ちゃん・・・そういう部分では親娘なんだなと言えなくも無いかな・・・・・・。
モリガン様に意識を完全に乗っ取られた状態のアイティア、龍神様(タケル君)の登場により、正気を取り戻せるか?
そして、やっと想い人(タケル君)と再会出来そう(?)なパルメニさん、お手つきになるまでそれから13年も待つ事になろうとは、当時は思いもしなかっただろうねw
作者からの返信
@bunsainashi-yomisen様、毎度コメントいただき嬉しい限り! Ginranです!
鬼戒族の剣は角を加工して作ります。もともとは生体部品なので、生身の肉体との順応性はあるのかもしれません。
魔力の増幅装置だったり魔力を一時的に溜めておけるような役割も果たしていますので、長年伊織くんの体内にあって、すぐ近くにいる芽依ちゃんから魔力を注がれていたとなれば、伊織くんは魔力に対して感応しやすい体質になっている……もしくは剣と同じ肉体に変化している可能性もあります。
アズズさんは王を辞したあと、芽依ちゃんを探す度に出ます。カロア海域という魔の森とエルフの領域の間にある魔の海を踏破しようとしている最中、海底の宝物庫的な洞窟で呪いの仮面を発見し取り込まれてしまったようです。
そのあとは海流に乗ってアクラガスという聖都近くの宿場町の近海に流されてパルメニさんに拾われて今に至ります。
その際、三本あったアズズの剣は一本しか流れてきておらず、今もどこか海流に乗って世界のどこかの海に残り二本が沈んでいる……もしくはどこか岸辺にたどり着いているかも知れません。
パルメニさんお手つき事件はソーラスさんお手つき事件とほぼ同時期に起こっています。
よくよく考えれば、タケルくんにはエアリス&セーレス&心深さん三人をまず幸せにする必要がありましたので……十年ちょいというのは妥当な年月のような気がします。
待たされる女性としては溜まったものではありませんが、タケルくんだけはいつまでもかわらないショタっ子と考えればアラサーのお姉さまたちにとってはご褒美かもしれません。