カレーを振る舞ってから1ヶ月で・・・いや~、本当に人の噂というのは凄いし怖いね・・・(^_^;)
作者からの返信
@bunsainashi-yomisen様、毎度コメントいただき、ありがたき幸せ! Ginranです!
カレーを振る舞ったのはおそらく、タケルくんが海岸で青空教室をしていたときに大鍋で振る舞ったのが最初ですので、284話時点では4ヶ月半くらい経っていますw
獣人種なのでそりゃあ鼻が利くので、海岸に残留する匂いが街の方まで流れていき、この匂いはなんだ、何なんだ、と騒ぎになりました。
でもそれはね、カレーだよ、とクレスくんたちが教えて何だそれは! となり、「ナスカ先生? なんかすごい問い合わせが来てるんですけど……」とクイン先生に切れられながら言われて、説明をしたのが最初ですかね。
その後エアリスが太っ腹にもレシピを公開(もともと彼女も地球で覚えた料理なので)したため、爆発的に広まりました。
獣人種のカレーブームは第一次と第二次に分かれており、第一次のカレーはいわゆるスープカレーのことであり、第二次は米にかけたライスカレーになります。
米とカレーを合わせるため、料理人たちは一度手に入れたスープカレーをスクラップしてビルドし直したりしましたが……それはまた別のお話。
なのでエアリスが最初に食の革命を起こしたのはナーガセーナが発祥と言われ、その後東國にも伝わり、それがヒト種族の世界にも広がる原因になりました。
逆にセーレスの治癒魔法は発祥がやはり、獣人種ラエルティオス領と言われており、その後龍神族の領地に飛び火して広まっていきました。
とにかく魔法世界はヒト種族はアークマインのせいで封建的になり、魔族種ももともと身内気質だったため、改革が遅れ、先進的に色々なものを受け入れて発達したのは圧倒的に獣人種でした。
異世界嫁の世界で十王寺町に獣人種が多くやってくるのはそのためですね。
嵐を呼ぶ男、タケル・エンペドクレス。
マクマティカの食文化にも嵐を呼びましたね。
教育にもですけどね。
何処まで嵐を呼ぶのか。
まあ、
異世界嫁の時代では、
ダフトンはほぼ地球と同じ文明レベルみたいですけどね。
作者からの返信
須藤 恭也様、毎度ご愛読いただき誠にありがとうございます、Ginranです!
今思えば本当にタケルくんは男料理しか作れませんでしたw 伊織くんもだけど……。
やっぱりエアリスさんのように家族の喜ぶ顔が見たいから作ってくれている女の子がいると尊いですよね。
おっしゃる通り、試験的にではありますが、ローコストの魔原子炉……みたいな四大魔素を利用した発電所が龍神族の領内にはあって、そこの管理や保守点検になれるのはダフトンの教育学校を出たエリートがなるということで、大変優良な就職先として有名です。
上下水道に電気、電話もあって、昭和後半くらいには文明も発達しています。
ネットとかPCとかは一般人にはまだ普及してないかなあって感じですね。
そんなこんなで、最終的には一部魔法の技術を応用したクリーンエネルギーの地球輸出がタケルくんとアダム・スミスの計画なのかも……。