応援コメント

第265話 ディーオの難題篇⑨ 決して破れぬ幼馴染との口約束〜ドルゴリオ黄石の正体判明」への応援コメント

  • 心深ちゃん、
    いまだにタケル君の異世界話を
    妄想と言ってるみたいですが、
    目の前で聖剣でゲートを開くのを見て、
    信じるようになったかな?

    心深ちゃんが、
    半ば強引に月イチでの逢う約束を取り付けましたが、
    ここまでされて、
    タケル君が心深ちゃんの気持ちに気付かないのかな?

    作者からの返信

    須藤 恭也様、毎度コメントいただき誠にありがとうございます、Ginranです!

    心深ちゃんにとって、タケルくんが金色の姿で駆けつけてくれ、サランガたちを残らずほふり去った光景はまさに夢かと自分の正気を疑う光景だったはずです。

    未だに目の前にいる幼馴染とその光景とがイコールでつながらずに、つい「っていう夢を見たのよね」と大きめにボケてみたのではないでしょうか。

    もしくはあんたは私の幼馴染の成華タケルでしょう、ということを自分にも彼にも言い聞かせたかったのかも知れません。

    ただおっしゃる通り、目の前で【ゲート】の魔法を使ったのを見て、「ああ、やっぱりあんたが言ってることって現実なのね」と思い知ったでしょうね。

    情けない話ですが、タケルくんが心深ちゃんの気持ちに気づき、幼馴染としてではなく一人の女の子として意識し始めたのはもっとずっとあとの、沖縄旅行の直前でしょうかね。

    やっぱりそれはタケルくん自身も、魔族種となった自分ではなく、ニートの頃の好きになる要素がまるでない自分をどうしてこんな立派に仕事して大人の世界で認められている綺麗な女の子が好きになるのか信じられない……というのが本音でした。

    異世界でがんばるうちにタケルくんにも自信が生まれていき、心深ちゃんに対して卑屈になる要素がなくなってから彼女の気持ちに気づいたのかもしれません。

    なろう版では何故か時間がずれていて、桜にはまだ早い季節という描写があったので修正しました。年末の大災害から一ヶ月タケルくんはパーになっていて、それから一週間かけてナーガセーナに行き、半月かけて子どもたちと修行し、そこから二ヶ月はタケル式魔素対話法の研修をしていたので、大体4ヶ月は過ぎている計算です。

    地球と魔法世界の時間の流れは同じにしてあるので、大体地球は桜が散って間もなくかと思っています。

    次回から東国のドルゴリオタイト篇が始まりますが、とりあえずはセーレスさんの診療所の様子や、お城でのエアリスや前オクタヴィアの会話などをお届けします。

    可愛すぎるセーレスさんの元に男ばかりが詰めかける事態に危機感をつのらせたタケルくんがその様子をこっそり見に行ったり、初なエアリスに対して性の知識を伝授する前オクタヴィアなど出てくるかと思います。

    お楽しみにー(*^^*)

    編集済