久しぶりの登場、
のじゃロリのオクタヴィアさん。
彼女の情報で、
エアリスの故郷である、
龍神族領の現状を知るタケル君。
領地平定の行脚が始まりますね。
気分は水戸の御老公か、
桃太郎ですね。
印籠代わりに、
龍王の心臓が唸りをあげる!
悪党共よ覚悟は良いか。
作者からの返信
須藤 恭也様、毎度コメントいただきありがとうございます、Ginranです!
先触れのためだけに出したオクタヴィアさんでしたが、その後龍王城まで押しかけ女房をしにきてしまいますw
異世界嫁の三章までで、オクタヴィア幼女は13年経ってだいたい芽依ちゃんと同じくらいの見た目年齢になりました。
そんな彼女はいい感じに見た目円熟した旧オクタヴィアに対して無限の優しさを発揮しています。
旧オクタヴィアは知識を新しいオクタヴィアに渡したあと、最低限の常識以外白痴になってしまいます。年々それはひどくなっていって、やがて大きな体をした子供になってしまいました。
龍王城の中庭ではアウラ、セレスティアと戯れる大きな体をしたオクタヴィアが目撃されており、もはや家族といっても過言ではないエアリス、セレスティア、ヒアス、ソーラス、アイティアなどなどからとても愛されて過ごしています。
ただ最近タケルくんに対して過度なスキンシップをするようになってきてしまい、強く拒絶するとギャン泣きしてしまうため大変困った状況になっているそうです。
同情か愛故なのか、タケルくんがオクタヴィアを慰める姿を見て見ぬふりをする情けが家族の間にもあるようです。
というわけで、オクタヴィアの先触れをもってお城を取り戻すことを決意したタケルくん。
エアリスさんは望外の喜びを感じているようですが、次回、タケルくんはセーレスさんにもアタックをしかけます。
どうか自分についてきてほしいと一大告白をするようです。
「僕の常識から言えば、一夫多妻なんてありえないんだよ!」
これが4P迄の間に、タケル君の気持ちがどうやって変化して行くのかな?
作者からの返信
@bunsainashi-yomisen様、読了たびにいつもコメントありがとうございます、Ginranです!
タケルくんの常識が変わっていくのはこれからですね。教師になったのはそのきっかけであり、環境が人格を形成していくように、タケルくんも責任のある立場になり、仕事をしていくようになって、ようやくニートで地球人だった頃の常識が離れていくようになります。
いくら一夫多妻が彼的にありえないと言っても、タケルくんは龍王で、最強で、やがて臣民から慕われ、セーレスさんやエアリスさんと結婚するのはいつかいつかと期待されるようになっていきます。
そうすると「あれ、本当にいいのかな、ふたりと結婚しても……」という気持ちにだんだんとシフトしてくようになります。
そんな二人の精霊魔法使いと結ばれそうで結ばれないタイミングでギリギリ滑り込んできたのが心深ちゃんなわけでして。まさに彼女は執念でタケルくんを勝ち取り、セーレスさんとエアリスさんという稀代の魔法使いとも家族になれたようです。