ネエム少年との試験であれだけの事をやらかしたのだから、流石に正体を隠し通すのは難しいだろうなとは思っていたけど、一度バレると本当にあっという間に広がるねw
そして、ケイトは高慢ちきな雌猿に自分の成長した姿をしっかり見せ付けられる事が出来るのか?
そう言えば、スプートニクって、旧ソ連の人工衛星にそんな名前無かったっけ・・・?
作者からの返信
@bunsainashi-yomisen様、毎度ご愛読いただきありがとうございます、Ginranです!
ノンノン、雌猿ではなく雌羊ですねw 雌猿より雌羊のほうがなんかエッチな響き……w
審議官の三人もタケルくんは一体何者なの……!? と思っていたところにいい感じに追求しやすいペリルが現れて問い詰めてしまいました。
でなければもしかして貴賓席に来ていた列強氏族の係累からも問い合わせが来ていたのかもしれません。
とにかく、タケルくんの正体と一緒に精霊魔法師ふたりの存在まで白日の元にさらされてしまいました。
彼らは後々に思うことでしょう。これは伝説の始まりなのだと。生涯において決して色褪せることのない三代目龍王の神話が今始まったのだということを。
おっしゃる通り審議官三名はロシア語を元に名前を考えました。
スプートニクはまんま衛生って意味ですね。付随するものとかそういう意味なのだとか。人工衛星計画に使われていたはずです。
次回、ケイトちゃん魔法の目覚めと修行編。セーレスさんの教えを受けて小さなヒントから子供は大きく化けていきます。
タケル君とセーレスやエアリスとの関係が、
口の軽いペリル君のおかげで、
全部バレてしまいましたね。
タケル君の正体に関して、
ハヌマ校長も釘刺ししましたが、
試験官達のつぶやきから、
伝播しそうですね。
さて、
ケイトちゃんvsテリヌアス先生の対決。
過去に拘り前を向かず、
自分の中の矮小な価値観で相手を見下し、
憂さを晴らそうとするテリヌアス先生と、
弱い自分を見つめ直し、
過去と訣別して遥かなる目標に向けて、
歩き出したケイトちゃん。
どちらが高みに至るかなんて、
一目瞭然ですね。
セーレスさん直伝の水精霊魔法で、
高慢ちきなテリヌアス先生の鼻っ柱を、
へし折ってあげれば、
目が醒めるでしょうね。
あと、
ハヌマ校長が、
しっかりメガラー派に対して、
釘を刺すように、
三人の試験官に言ったのは、
この三人の試験官も、
メガラー派寄りの魔法師だと気付いてたのかな?
作者からの返信
須藤 恭也様、毎度コメントと読了いただき誠にありがとうございます、Ginranです!
彼らは後に知るのです。伝説が今ここから幕を開けたのだと。三代目龍王エンペドクレスの神話はナーガセーナで産声を上げたのだと。
ペリルくん、流石にあのおっかない審議官三名に睨まれてはゲロしちゃいましたね。でもいいかげんただの灰狼族にしては見たことも聞いたこともないほどレベルの高い魔法を使っていましたので、おそらく貴賓室にいる列強氏族の係累達も急ぎ確認を取っていたことでしょう。
どんなに調べ尽くしても灰狼族にそのような傑物がいるはずもなく、おそらく風の魔法で音を拾っていた彼らも正体が魔族種の王と知って「あ、ダメだ手が出せない」と降参したでしょうね。
おっしゃる通り、クイン先生はお馬鹿なワンコのように同じところをぐるぐる回っているだけですので、同じワンコでもケイトちゃんのように一歩一歩確実にステップアップしている子には敵いません。
次回、ケイトちゃんの修行編。なかなか芽が出ませんでしたがセーレス先生から得た小さなヒントで大きくグロウアップします。