応援コメント

第235話 魔法学校進級試験篇㉗ 私闘を見守る牛娘と狼娘〜もう昔には戻れないけど」への応援コメント

  • ラエルに諭されて、
    やっとネエム君の本質に気づいたアン先生。

    自分達の過去を悔いると共に、
    弟子に同じ轍を踏んで欲しく無い思いを胸に、
    ラエルと共に成り行きを見守る事に。

    あとは、
    クレス君がネエム君の目を醒まさせるだけですかね?

    作者からの返信

    須藤 恭也様、毎度読了度のコメントに感謝申し上げます、Ginranです!

    子供は大人が思ってるよりもずっと複雑で繊細。アン先生の前でネエムくんが見せていたのは彼なりに自分を守るための仮の姿でした。

    でもそのかいあってアン先生はネエムくんに弟子としてまたは弟か息子のような愛情を抱いていたようです。

    それはアン先生にとっては蠱毒の壺であるメガラーの中において、たったひとつだけ信じられる存在。自分が守ってやらなければ……という気持ちをネエムくんに抱いていたことでしょう。

    ですが子供はもっとしたたかだったようです。多分このままネエムくんが魔法試験を受けずにずっとメガラーの中だけにいれば、いずれ成長したネエムくんはアン先生を踏み台にして上に登っていたことでしょう。

    その時、再び裏切られ傷ついたアン先生はメガラーを呪いながら自害していた……かもしれません。

    次回、クレスのまっすぐ過ぎる攻撃に自分のおぞましさが浮き彫りになり、ネエムくんは初めて自分の魔法に疑問を持つように。

    その瞬間彼は自らの魔法に裏切られるのです。次もがんばりますー(*^^*)