マリアが助けた親子、
皮肉にも娘の名前が「まりあ」でしたね。
何度も娘の名前を呼ぶ度に、
苦い記憶を思い出す事になるマリア。
最初は内罰的になっていたマリアですが、
徐々に持ち前の正義感に火が着いてきたようで、
怪我を負った母親を避難所に届けた後、
在り合わせのモノを武器に、
まりあの救出に向かう正にその時、
彼女にとっての剱が舞い降りるましたね。
さて次からはマリアのターンですね。
それにしてもまりあちゃんのお母さん、
良くサランガに卵産み付けられませんでしたね。
前肢切り裂かれただけだったからかな?
作者からの返信
須藤 恭也様、いつもコメントと読了いただき誠にありがとうございます、Ginranです!
おっしゃるとおり麻莉愛でしたね。私もしばらくぶりなので忘れていましたがw
マリアが果たしてもう一度立ち上がるときは、それは決して自分のためではなく誰かのためであろうとは決めていました。
少しだけ彼女の過去とリンクさせつつ、もう一度初心に戻ってもらおうとマリアと麻莉愛のギミックを挿れたのだと思います。
サランガの優先順位はまず食欲を満たしてから産卵になりますので、まずは相手を行動不能にするために適度に打撃を入れておきます。
彼らの好物である人間は血袋と一緒なので、彼らの鋭利な爪でちょっと突けばすぐに真っ赤なジュースを流して動きが鈍くなります。
ある程度食べて食欲を満たしたあとで尾節から卵を植え付けるようです。
マリアが助けた母娘のお母さん、切り傷だけで産卵されて無くて良かったね(^_^)
娘の名前の方は、皮肉にもマリアと同じ名前。
自分のミスから麻莉亜ちゃんを危険に晒してしまう羽目に陥ったけど、果たして間に合うのか・・・?
作者からの返信
@bunsainashi-yomisen様、いつもコメントとご愛読、感謝感謝であります、Ginranです!
サランガは好物である人間の特性をよく理解していますので、まずは適当に切り傷を入れて出血させれば弱って動けなくなると知っているのです。
なので産卵はある程度食欲を満たしたあとになるため、切り傷だけですみました。
ただ想像してみてください、シベリアンハスキー並、あるいは小型の馬くらいの大きさの外骨格生物が刃物みたいな腕を振り回してくるので、まあまず普通の武器を持った程度では人間は近寄ることもできません。
意外と有効な武器は火とか、消化器などの粉末タイプのもの、殺虫剤は逆に相手を怒らせるだけかも。身体が大きいから市販の殺虫剤は効果薄いですねえ。
小さな母娘の救いを通して、少しだけマリアの心を救うために同じ名前にしてみましたが、工藤隊長の言う通り、マリアがこのままウダウダしているわけがないのです。
次回、彼女が避難した学校に大型トレーラーが突っ込んできて……? ご期待ください(*^^*)