更新お疲れ様です。
アダムスミス側の事情が判明しましたが、自分の都合で連れてきて責任持って待遇を保証しますと言っておきながらタケル君頼りってどうなんですかね・・・。
英雄になりたいと宣っておきながらあまりに杜撰、セーレスが死んでいたら地球無くなってたんじゃないでしょうか。
異世界嫁の方も拝見していますが、都市を壊滅させた罪をまるっと擦りつけてアダムスミス側にお咎めは何もないんでしょうか。
ちらっと出てきたのを見たときにはイラッとしたんですけども(
理由があったのは理解できた、だが納得するかどうかは別だ。
盛大な制裁を期待しています。
作者からの返信
Restir様、ご愛読とコメントいただきありがとうございます、Ginranです!
アダム・スミスに対してのお怒りは最もだと思います! ですが、彼本人もクリス――クリストファー・ペトラギウスくんが亡くなったのは誤算だったと思います。
ようやくクリスが死んでから「あ、普通の人間だと死ぬんだな」と自覚し、自分と彼との違いは何かと考えれば、不老になってしまった自分は修正力の作用を受けないのだと、その時初めて気づいたようです。
セーレスがいずれ衰弱死してしまうことは予想されましたので、あらゆる手を使って延命を図ります。人事を尽くして天命に任せたら、セレスティアという神様がでてきたわけです。
その後のセレスティアの扱いについては、彼は公平だったと思います。生まれてきた真っ白なセレスティアが自分の味方になるよう、あることないこと吹き込むこともできたのに、それをせずに事実を話していた結果、セレスティアはタケルくんという父親に対して自然と憎悪を燃やすようになります。
この後、アダム・スミスがセレスティアを利用した『聖夜の動乱編』が始まりますが、それも結果的にはセレスティアがタケルくん陣営に行くきっかけになります。
彼は終始人類を救うこと以外に興味はない素振りを見せながらも、自身が英雄になるため、タケルくんとの対決姿勢を強めていきます。
ですが異世界嫁を読んでくださっている通り、厄災の日はやってきてしまいます。それはアダム・スミスの記憶にあるより10年も早く。
タケルくんに協力してもらい、人類を救うという目的を達成した彼ですが、結局英雄の役割はタケルくんに持っていかれてしまい、それだけでかなりザマア、という感じになると思います。
人類を救ったあと、アダム・スミスは表舞台から引退し、その後の生涯を罪滅ぼしに奔走します。
その結果のひとつが、異世界嫁での魔法世界の公表と交流の発表になるのです。
アダム・スミスの罪滅ぼしとは、地球と異世界の発展のために自らの生涯を捧げること。異世界嫁ではまだ書いていませんが、島民が全滅したハワイ島には、故郷を追われたリオの仲間たちが暮らしています。植生が壊滅したハワイ島は現在、エルフたちによって緑豊かな土地になっています。いずれリオがそこに行くイベントも考えてはいますが、故郷を追われたエルフたちがハワイに住めるように各方面に便宜を尽くしたのも実はアダム・スミスなのです。
聖都100万の生命の対価はどれほどのものかはわかりませんが、多分彼はそれを遥かに上回る人命を救っていることでしょう。だからといって彼自身の贖罪はまだまだ終わりませんので、これからも擦り切れて無くなるまで働き続けるはずです。
ちなみに。異世界嫁沖縄旅行編で登場したアダム・スミスは歳を取っています。異世界嫁の時点で彼はもう人類の王ではなくなっています。別の誰かにその役割を譲っているのですが……それはまた別の作品のお話になります。
アダムによって知らされた、
セレスティアの事情。
何割かは、
自分の境遇と重なる所が有る所為か、
セレスティアを理解したマリア。
ここから、
2人の友情が深まって行くんですよね。
2人の乗る歩兵拡張装甲のカラーリングの所為か、
キュアホ○イトとキュアブ○ックのイメージが。
次回はタケル君サイドのお話かな?
作者からの返信
須藤 恭也様、連続コメントいただき誠にありがとうございます、Ginranです!
すでにして母を亡くしているマリアとしては、幼くして母親を必死に守っているセレスティアは、それだけで敬愛するに価します。
しかも今までは「変なやつ」「ちょっと危ないやつ」「頭おかしい」くらい思っていたこともあるので、全ての誤解が解けたあとは、それらを反省して全面的に味方に味方になってくれます。
マリアというキャラクターは本当にセレスティアと親友同士にすることで化学反応が生まれたキャラでした。
もともとはセレスティアをタケルくん陣営に取り込みたいと考えていたのですが、キレキレのセレスティアでは無理だと思い、前段階としてマリアと親友同士にすることで、子供らしい優しさや思いやりを身に着けさせた次第です。
これ以降はベルキーバとブラックウィドウが肩を並べて戦うシーンはなくなってしまいましたので、水と風と巨人の戦場が最初で最後のプリキュアでしたねw
次回――まだまだマリアとセレスティアです。
日本の自衛隊に出向したマリアとそれにくっついていったセレスティアのお話ですね。
歩兵拡張装甲部隊との模擬戦闘をこなすマリアと、デレデレになったセレスティアに注目ですww
編集済
自分にとっては異世界。
唯一の身内は危うい。
頼るべき人はいつまで待っても来ない。
不安と焦燥に押し潰されそうな自分。
たった一人で・・・
セレスティアにはマリアがいてくれた。
・・・本当に、良かった。
作者からの返信
@sigetiyo様、読了とコメントありがとうございます、Ginranです!
セレスティアにとっては誕生した瞬間から最愛の母は物言わぬ状態になり、周りはスミスのような自分を利用しようとする大人ばかり。
決して子供にとってはいい環境ではなく、それでも母親のためには言うことを聞くしか無いというストレスマッハな状態でした。
そんな中、ようやく打算なく自分を想ってくれるマリアという存在が現れたことは彼女にとっての救いになります。
当時はキレッキレで登場させたセレスティアでしたが、いずれタケルくん陣営の方に組み込む予定でした。ですがキレキレ状態では無理だろうと思い、マリアと親友になることである程度精神の安定と、子供らしい可愛さや優しさを身に着けさせるきっかけにしました。
このあと唯一の理解者になってくれたマリアに、セレスティアは急変。めっちゃデレデレになりますww
つまり、セーレスさんが子供の様な姿のままなのは、セレスティアの誕生が原因の一つって事なんでしょうかね?( ゚Д゚)
マリアはイリーナ同様、多分異世界嫁への登場は無さそうなキャラの一つになりそうですね・・・。
作者からの返信
@bunsainashi-yomisen様、いつもご愛読とコメントありがとうございます、Ginranです!
セーレスさんの年齢はだいたいメリア以上、アリス未満くらいの年齢です。ですが封印されている姿は3歳くらいの姿です。
10〜13年分くらいの年齢を吸い取ったセレスティアはだいたい20〜25歳くらいの年齢ですね。
ただセーレスさんはエルフなので現在70歳くらいです。その分の年齢をセレスティアは吸い取っているので、見た目は25歳くらいでも、実際はそれ以上の可能性もあります。
ふたりの年齢の足し算引き算を考えついたので、異世界嫁の伊織くんにしたようなイタズラを気に入った人間にはしてくるようになりました。
イリーナは異世界嫁の世界では結婚引退した安倍川博士の後釜で、人工知能進化研究所の所長になってるというのはどうでしょうか。
マリアは最終決戦時の戦闘機動の後遺症で第一線を退き、歩兵拡張装甲の教官をしているので、どちらにしろ直接的に伊織くんたちと関係のない人生を送っているので、出しようがないですね。
もしかしたらマリアはちょっとどこかに出せる可能性はありますが、あまり伊織くんたちにとってはハッピーではない場面でしか出しようがありませんw
100万人殺しておきながらなんか人を救うために頑張っていますみたいに言われても。。
あの時あれだけの人を殺す必要性があったように思えない。
作者からの返信
@nonnon222様、ご愛読いただき誠にありがとうございます、Ginranです!
仰るとおり人殺しは人殺し。アダム・スミスに言い逃れはできないのですが、理由としましては証拠隠滅が一番大きい理由になります。
聖都に関しましては後にアダム・スミスからマリアに対しての事情説明の中で触れられますが、彼が異世界渡航してから30年の間に彼自身が作り上げた砂の城になります。
宗教を使い、人心を掌握し、徹底的に資金を集めて作り上げた街であり、その目的は魔法の才能があるものを地球に連れ帰ること、自分自身が地球に帰ることにありました。
そしてたった一回きり、魔原子炉をオーバヒートさせてまで稼働させれば、不完全なゲートが開ける算段がついたところで、タケルくんが乗り込んできて、結局邪魔をされないために街ごと破壊する必要がでてしまったのが真相です。
なので、アダム・スミスとタケルくんは100万人殺しの共犯者という言い方もできます。ふたりがその後、協力しあって地球と異世界の発展事業に手を染めることになります。
それらはふるさと納税のお礼品は異世界嫁でも描かれていますので、よろしければそちらもチェックしてみてください(*^^*)