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2019年8月28日 21:02
堪忍袋の緒が切れたエアリスさん。この時点では、嫉妬じゃ無いんですよね。ディーオの名を汚すような、タケルの行動に切れたかな?それとも、エアリスの行動自体が、ラエルさんの計画の一部かな?
作者からの返信
須藤 恭也様、いつもコメントいただき感謝感謝です、Ginranです!ついに指摘されてしまいました。エアリス、いつタケルを好きになったのか問題。これは非常に難しい話になります。なにせ最初は憎んでいた相手ですから、どこかのタイミングで彼女に好きを自覚させなければなりません。エアリスはもちろんセーレスさんが攫われたことによって不在となるヒロイン枠を埋めるため、またダークエルフっぽい女の子を出したかった私の願望(爆w)によって誕生したキャラクターでした。ディーオの娘ということで、主人公を憎んでいてもどこかで好きにさせようと出したキャラでしたが、そのタイミングが難しかった。とてもとても迷ったことを覚えています。最初にラエルの地下牢でソーラス相手にチョメチョメしてたタケルくんに怒ったのも無自覚な小さな嫉妬の現れでした。でもそれはタケルくんに嫉妬したというより、彼女は本能的にタケル=ディーオということを感じており、どちらかというとディーオが女の子を手篭めにしているのに嫉妬を覚えていました。なぜこんな見た目が違う男のことで腹が立ったのかわからん、とエアリスは感じていたはずですが、その後すぐにタケルがディーオの力を受け継いだことを聞き、反発しながらも意識していくようになります。でもそれは須藤様もおっしゃる通り、ディーオという彼女にとって偉大すぎる男の名を汚すようなタケルの言動や行動に怒ってのものでした。そして今回のお話、アイティアに言い寄られたタケルくんに反発したのはタケル自身に対する嫉妬の感情が湧いた結果だと私は考えています。後に聖都の異変を見に行こうとした際にタケルくんにメチャクチャ怒られたことで彼の中にディーオを感じ、温泉での告白、そして異世界邂逅編のラストの挺身へと繋がっていきます。憎しみという強い感情も切っ掛けがあって反転し、セーレスさんにも負けないほどの愛情へと育っていきます。その理由は1万年も生きる枯れ果てた男よりも、自分と年も近く同じ目線に立って未熟ながら一緒に歩んでいけるタケルの方に惹かれたから。ディーオは例えるなら巨大な山。どんなに呼びかけても愛を囁いてもなにも還ってきません。虚しく自分の声が木霊するだけです。でもタケルくんなら同じ歩幅で同じペースで手をつなぎ合って歩いていけます。実はディーオ自身も自分なぞよりも、エアリスと年の近い真っ当な男と一緒に歩んでほしいと望んでいました。そういうこともあって、次の世代に力を譲ることにしたのかもしれませんね。※追記ラエルの計画と言えば計画です。ただ窓をぶち破って攻撃する必要はまったくありませんでした。これもエアリスさんの嫉妬ゆえですねw
堪忍袋の緒が切れたエアリスさん。
この時点では、
嫉妬じゃ無いんですよね。
ディーオの名を汚すような、
タケルの行動に切れたかな?
それとも、
エアリスの行動自体が、
ラエルさんの計画の一部かな?
作者からの返信
須藤 恭也様、いつもコメントいただき感謝感謝です、Ginranです!
ついに指摘されてしまいました。エアリス、いつタケルを好きになったのか問題。
これは非常に難しい話になります。なにせ最初は憎んでいた相手ですから、どこかのタイミングで彼女に好きを自覚させなければなりません。
エアリスはもちろんセーレスさんが攫われたことによって不在となるヒロイン枠を埋めるため、またダークエルフっぽい女の子を出したかった私の願望(爆w)によって誕生したキャラクターでした。
ディーオの娘ということで、主人公を憎んでいてもどこかで好きにさせようと出したキャラでしたが、そのタイミングが難しかった。とてもとても迷ったことを覚えています。
最初にラエルの地下牢でソーラス相手にチョメチョメしてたタケルくんに怒ったのも無自覚な小さな嫉妬の現れでした。でもそれはタケルくんに嫉妬したというより、彼女は本能的にタケル=ディーオということを感じており、どちらかというとディーオが女の子を手篭めにしているのに嫉妬を覚えていました。
なぜこんな見た目が違う男のことで腹が立ったのかわからん、とエアリスは感じていたはずですが、その後すぐにタケルがディーオの力を受け継いだことを聞き、反発しながらも意識していくようになります。
でもそれは須藤様もおっしゃる通り、ディーオという彼女にとって偉大すぎる男の名を汚すようなタケルの言動や行動に怒ってのものでした。
そして今回のお話、アイティアに言い寄られたタケルくんに反発したのはタケル自身に対する嫉妬の感情が湧いた結果だと私は考えています。
後に聖都の異変を見に行こうとした際にタケルくんにメチャクチャ怒られたことで彼の中にディーオを感じ、温泉での告白、そして異世界邂逅編のラストの挺身へと繋がっていきます。
憎しみという強い感情も切っ掛けがあって反転し、セーレスさんにも負けないほどの愛情へと育っていきます。
その理由は1万年も生きる枯れ果てた男よりも、自分と年も近く同じ目線に立って未熟ながら一緒に歩んでいけるタケルの方に惹かれたから。
ディーオは例えるなら巨大な山。どんなに呼びかけても愛を囁いてもなにも還ってきません。虚しく自分の声が木霊するだけです。
でもタケルくんなら同じ歩幅で同じペースで手をつなぎ合って歩いていけます。
実はディーオ自身も自分なぞよりも、エアリスと年の近い真っ当な男と一緒に歩んでほしいと望んでいました。そういうこともあって、次の世代に力を譲ることにしたのかもしれませんね。
※追記
ラエルの計画と言えば計画です。
ただ窓をぶち破って攻撃する必要はまったくありませんでした。
これもエアリスさんの嫉妬ゆえですねw