応援コメント

第44話 復讐に身を焦がして⑧ 薄皮一枚の世界」への応援コメント

  • >老人は静かに目をつぶり、うなだれた。

    バガンダを矯正出来なかった事と、
    セーレスに対しての申し訳なさ、
    全ての決着をタケルに委ねなければならない、
    自信の不甲斐なさ。

    すべてこの行動に集約されている気が。

    作者からの返信

    須藤 恭也様、連投コメントありがとうございます、Ginranです!

    エルフの領域までたどり着いたとき、自分はもう何でもできると、何にでもなれると思った。でも領主という枠に自分を嵌めることによって、自分の中にある全能感はなくなってしまった。

    心残りは山ほどあるけど、でも自分はもう死者なのだ。生者の世界に関わるべきではない。ただことの成り行きを見守るしかないのだ、という気持ちでしょうねリゾーマタ・デモクリトスのおっさんは。

    ただバガンダのあの死に方からして、地獄でも天国でもない、別の世界に逝ってしまったと思われます。