第8話
なんやかんや、時を操る剣を貰ったシルヴィはルクサント帝国軍に帰ってきたのであった
「ふぅ…」
シルヴィはため息をついた、ルシャードとの戦闘を思い出し、自分がしたことをよく考えていた
「時を操る剣か…」
シルヴィはエターナルブレードをかざした
エターナルブレードは時を操る剣に相応しく蒼と銀が特長の長剣であった
「これがあれば魔王ラハト倒せるかな…?」
シルビィの目標はあくまでも魔王ラハトを倒すこと
シャルティエ帝国軍の力は借りれそうだが、他の帝国軍も回らなければならなかった
「まだ他の帝国軍いっぱい回らなきゃ」
その時、シルヴィの部屋がノックされた
「はい、どうぞ」
入ってきたのは、ルクサント帝国軍の副団長リクトだ
「団長聞きたいことがあるんだが、その剣は…?」
リクトにとっては不思議で仕方なかったのだ、いきなりシルヴィが謎の長剣を抱えて、あのルシャードに勝ったのだから
シルヴィは、時を操る剣の力と、精霊のことを話した
「…というわけなんだ」
リクトは少しびっくりしていた、そんな精霊知りもしなかったからだ
「時を操る剣か…」
そして、シルヴィが持ってる剣の力を聞いて、恐ろしささえも感じた
「出来るのは、早めたり、遅めたり、少し止めることだけなんだって」
シルヴィは能力の説明もして、リクトとこれからのことを話し合った
「これから、次はシュルト帝国軍
に行かなきゃね」
「ああ、でもその剣があれば、シュルト帝国軍も大丈夫だと思う」
シュルト帝国軍はもっともルクサント帝国軍に反発している帝国軍だ
だが、魔王ラハトが攻めている限りあーだこーだも言えないのであった
そシルヴィとリクトは、話し合いを解散し、朝1番でシュルト帝国軍に向かう準備をした
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