第2話
シルビィはクレイの街に付いた
そこは、魔物だらけで、建物は破壊され
人の姿も見かけなかった
シルビィ「これは酷いよ…」
シルビィは、魔物に見つからないように
密かにクレイ帝国軍へと向かった
クレイ帝国軍があった場所は、瓦礫の山となり
沢山の帝国軍兵士の死体があった
シルビィ「まさか、帝国軍ごと破壊するとは思ってなかった、こんなにも沢山の人が亡くなったんだ…」
シルビィは自分の力不足を悔やんだもっと他の帝国軍のこともちゃんと管理すれば
全ての人を守れたかもしれない
ただ、こうなってしまったら、もう仕方がないのかもしれない
シルビィはクレイ帝国軍の生き残りを探した
シルビィ「どこにも誰もいない、全滅したのかな…」
シルビィは、魔物達が来るかもしれない恐怖と戦いながら必死に探した
しかし、誰も居なかった
シルビィ「そんな…誰もいないなんて、クレイの街はもう魔物しかいないのかな」
諦めかけたその時、瓦礫の山が少し動いたような気がしたのだ
シルビィは、必死にその瓦礫を動かし下敷きになってたクレイ帝国軍の団員を助けた
シルビィ「良かった、まだ息がある!」
そうして、シルビィはクレイ帝国軍の団員を手当てし、おぶさってルクサント帝国軍へと帰途についた
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