第16話 insaning story...イカれてる物語

俺は、2人で距離を離しながら上の階へ向かった。


途中で特に気になった物は無いが、何故か俺には懐かしく感じた。


色んな、部屋があったがどれも来たことがある様なところだった。


これが、デジャブかな....?


と少し呟き、所々探索をした。


書斎ばかりだったが、見た事があるという記憶を頼りにして、とある本を探した。


記憶通りに置いてあった本の題名は、


「no title...」という本だった。


中身は、全ページ真っ白。



何となく、その本を持って進んだ。


仕組みなどの、事は全く知らないが....。



そして、着いた最上階。





そこには、人影があった。



「よくぞ、ここまで来たなァ。」


「お前は誰だ!!」


「誰だって?俺は、アカギシだ...。」


そう言って、振り返り俺の方に来た。







一見、ただの生意気な少年にしか見えなかった。


「...え?少年?」


俺は、少し困った。


「少年って言うな...。」


アカギシは、怒り気味に言った。


俺は、少し挑発してみた。


「あの...アカギシさん...お家に帰った方が良いよ?ママ心配してるよ?」


「挑発するんじゃねぇ...殺すぞ...。」


俺は、マジでしそうだったのでここでやめた。


「で、お前と2人で話したいのだが。そこに邪魔者が居るな...。」


そうすると、アカギシはヒカリの魂を抜いた。


「....なッ!!」


アカギシは、その魂を食べた。


「...ウワッ!!やっぱり雑魚の魂はまずいなぁ....。」


「おい!!俺の仲間に何をする!」


「お前の仲間?あぁ喰ったけど。」


「ふざけんなァ!!」


俺は殴りかかろうとした。


「待て。まだ殴るには早すぎるだろ?少しは話を聞け。」


俺の拳を、人差し指だけで止めた。


悔しいが、俺はその状態から動かなかった。


「で、話って言うのは、お前の能力について知りたいんだ。お前、底辺の奴なのに能力が多重なんてすげぇな...。」


「だから、どうした...。」


「いや?それだけ。」


と言って、俺を蹴った。


蹴りの威力が強く壁に思いっ切りぶつけた。


「ウッ!!....」


背中に激痛が走った。


「確かに、お前はすごいと思うぞ?だがもう終わりだな....。」


俺は、哀れな状態におちいった...。




の時フリをした。





俺は、能力でアカギシの真後ろへ転移した。


その時に鋼の能力を使い、拳を鋼化させた。


その手で思いっ切り殴った。


「どうだ....。人殺しの罪は重いぞ........。」



アカギシは、頭を抑えている。


「まさか、これでくたばったとも言うのか?」


「いや?まだだが...。」


そして、俺は既に頭を抱えているアカギシにM4A1とスコーピオンで乱射した。



この2つの銃は、確かミオリが好きだった物....。



バババババババババババババババ.........!!


この音が、鳴り止まない程なり続けている。



とうとう、俺がイカれてしまったのか....






30分程だろうか....銃を打つをやめた。




そうすると、やはりまだそこに居たがまだまだ生きている。




「....何ッ.........?」


「たくさんの弾ありがとう....。そこまで、仲間だとか言うのならよ....いいもの見せてやるよ。」



そういうと、俺とすれ違った。



「言わなくとも、分かるだろうけど俺は、ナンバーワンのアカギシだ。でもな、ワンで終わりだと思ったか?」


「....ゼロ.........か?」


「その通り。じゃあ、そこでお前に質問だ。お前と、かなり関わりのある身近な人物とは?」


俺は、記憶から探った。色々な人々を思い出した。





そこで1人まだ、謎な人が出てきた。






「まさか.........。あの仮面を被った男が.....」







あいつは、最初から名前を聞いて無かった。




「お前とずっと関係があった人物だ。」



そういわれた瞬間にあの男が背後の扉から現れた。
















to be continued...

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