第11話 lovying story...愛する物語

神崎 澪梨。


幼稚園を卒業し小学校へ通いだした。


彼女は、どこにも障害も無くてみんなと過ごすことになった。



入学から2ヶ月が経ち、6月の下旬頃とある事件が起きた。


大した事では無いが、学級の中では大騒ぎ。


クラスメイトの子が給食を食べた事により食中毒が起きた。


彼女は、運悪くその配膳係であり、真っ先に疑われる事になった。


食中毒を起こした子は、急に吐き気を訴えた。


しかも、証言によると「スープが苦くて不味かった。」という事。


少し、病弱な彼女は今日は風邪気味であったため薬を持って来ていた。


それに、外遊びの内容が泥遊びで、手洗いをしなかったため、疑いがかなり重かった。


その影響で、小さな女の子1人で立ち向かう事は出来なかった。



それから、小学校では不登校になった。


理不尽に追い詰められ、結局悪かったのは調理員だった。



二度と会いたくないという気持ちで中学校はみんなと離れた場所に登校する事になった。



中学校までは、さすがに給食の事について誰も知らないため誰も触れてこない。


が、中学2年生の8月の上旬。


父親が不倫している事に気づいた。


その事で、家庭は複雑に。


一人っ子だった彼女と母親の2人で生活する事になった。


母親は、それ以来あまり彼女と関わんないようになっていた。


それから、1年以上も経ち受験の日になった。


とにかく、高校のために受験勉強をし高校に受かろうとした。



でも、ダメだった。



順位は落ち、志望校に受からないストレスでトイレで吐きながら、ぼやぁと生活するしか無かった。



そこで、とうとう親は自殺してしまった。



原因は、やはり不倫のストレスに耐えきれず自殺したらしい。



1人になってしまった時。



彼女は、謎の巨大な機械に捕まってしまった。




高校から落ち、それ以来ゲームではFPSにハマった彼女は、武器を使って戦いたいという希望を支配者は素直に叶え武器製造の能力を手に入れる事が出来た。



最初は、殺すなんて本当に怖かったが、ストレスもたくさん溜まっていた為、とても充分な発散方法だった。


彼女は、殺す事に慣れいずれその事で頭がいっぱいになっていた。愛や恋などを忘れてしまった人間は、この順位で決まる世界では、上位の存在だった。


1000位をきり周りに人が居なくなってきた。


そうやって、つまんなそうに周りを見ていると、あっけない倒れ方をしている人が居た。


ちょうど、暇潰しにでも殺しておくかとでも思った時、意外に彼はできる男だったためびっくりした。


それから、その彼と一緒に行動する事になった。


戦場では、愛や恋もない世界で初めて彼女は、恋をした。



だんだん、仲間が増えていき一緒に行動する人も増えた頃に災難が起きる。



低ランクだった彼は、急に倒れたのだ。


焦って、どうしようと考えた結果。



前、夜空に誓った言葉を思い出し彼女はとにかく救うために必死だった。


森に着き、彼女は彼に殺してもらう事を今そこで行う事にした。


彼女は、刺されたという言葉よりも自分を指刺したに近かった。



必死だった彼女は、行動はこの世界で、いや、人生初の愛や恋を教えてくださった恩師

のために自分の命をさずける事にした。



これが、神崎 澪梨の物語。





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