登場人物紹介(第二章時点段階)と第三章あらすじ

 ☆これまでの登場人物(プロフィールは省略)


 ・影地令

 新所持技:光と闇の結界

 二章では、自身に送られた誹謗中傷の手紙を送りつけた犯人探しと、一方的に敵視してくる塚田との戦いが中心。

 授業中は、クラスが離れている菜瑠美のことばかり考えている。

 国語の小テストの結果は74点。勉強もそれなりに出来るが、虹髑髏との戦いと同等に勉学にも力をいれることを宣言。

 二章終盤で、菜瑠美に家を泊めてほしいと言われ……。


 ・天須菜瑠美

 新所持技:闇の糸ダークストリング・光と闇の結界

 入学して1週間経たずに、校内1の美少女と呼ばれる。その影響力は、既に100人以上の会員数を持つファンクラブまでできる程。

 容姿端麗だけに留まらず、突発的な国語の小テストで満点を叩きだす頭脳明晰でもあり、会員数は更に拡大の予感が感じられる。

 しかし菜瑠美本人は、ファンクラブについては無関心であり、令以外の男子には興味がない。

 二章終盤で、令の家に一泊したいと申すが……。


 ・増尾カズキ

 二章では情報屋的な扱い。令に、塚田や豊四季について説明した。

 令のことを、"高校生になってから色々と変わった"と言うが、自身は令のことを気にしている。


 ・川間絵美

 令が菜瑠美と仲が良いことに当初は嫉妬していたが、令が誹謗中傷の手紙事件を知って以降、令と菜瑠美の関係を認めるようになる。

 動けるデブではあるが、学力はイマイチ。国語の小テストの成績は悪かったらしい……。


 ・柳たかこ

 二章において、耕士郎の叔母であることが明らかになる。しかし、と呼ばれることを非常に嫌っている。

 また、養護教諭免許も取得しており、令が頭痛で倒れた時も面倒を見た。相変わらず令は苦手意識を持つ。

 


 ☆二章新規登場人物


 ・大和田おおわだ耕士郎こうしろう

 生年月日:2002年4月3日生まれ(17歳)

 身長:181cm/体重:82kg

 所属:海神中央高校2年2組・生徒会副会長

 海神中央高校の生徒会副会長。黒髪の短髪に碧眼。

 空手・ボクシング・太極拳・ムエタイ等、10種以上の格闘技を修得している武術の達人。

 また、学年の成績も常に上位である文武両道で、生徒や教師からも支持も厚く、次期生徒会長候補と噂される程。

 たかことは甥にあたり、構内でもたかこおばさんと呼ぶこともある(一方たかこ側は禁句)。


 ・塚田つかだ武雄たけお

 生年月日:2003年11月23日生まれ(15歳)

 身長:169cm/体重:57kg

 所属:海神中央高校1年5組

 所持技:塚田スペシャル

 自称令の恋のライバル。茶髪のスポーツ刈りに茶眼。

 中学時代、キックボクシングフェザー級で無類の強さを誇る。キックに関しては大人並の破壊力を誇り、キックボクシング界隈からは"シャーク塚田"と恐れていた。

 だがあまりの強さと気性の荒さであった為に、次第に対戦相手が組まれなくなり、追放当然の生活を送っていた。

 海神中央高校に入ってからは、菜瑠美に惚れ込んで告白したが、あっさりノックアウトされる。

 菜瑠美と仲のよい令を一方的に敵視している。

 頭の悪さもあってか豊四季に操られ、令と対決することとなるが、令と菜瑠美に助けられた後は、これ以上令に反抗しないと宣言し、改心する。


 ・運河うんが雅司まさし

 生年月日:1971年5月23日生まれ(47歳)

 身長:172cm/体重:68kg

 所属:海神中央高校教員(1年7組担任)

 国語教師。薄毛の黒髪に黒眼

 菜瑠美がいる1年7組の担任でもあり、海神中央高校の1年生学年主任でもある。

 指導力に定評があるが、授業の一発目から生徒の実力を試すために小テストをさせる。

 令曰く、たかこと並ぶマークすべき教師。小テストの成績がよかった令を密かに注目している。


 ・豊四季とよしき裕太ゆうた

 生年月日:2003年8月18日生まれ(15歳)

 身長:181cm/体重:62kg

 所属:海神中央高校1年5組(退学)・虹髑髏第1部隊員

 所持能力:虹髑髏流洗脳術

 塚田のクラスメイト。少し長めの黒髪に赤眼。

 眼鏡をかけており、「くくく……」が口癖。

 見るからに暗くて気味悪い生徒で、カズキからも中学時代も悪い意味で有名人だった。

 令に誹謗中傷の手紙と、菜瑠美にラブレターを大量に送りつけた張本人であると同時に、虹髑髏の探り屋。

 組織の命令により、自身の術で令を頭痛に陥る。

 組織仕込みの洗脳術で塚田を操り、令と菜瑠美に襲いかかる。

 だが、原因不明の頭痛に追い込ませた令と、自身の手でパンストを破いた菜瑠美からの逆鱗に触れられ、敗北。また塚田も正気に戻る。

 その結果、海神中央高校を退学された挙げ句、少年院送りさせられる。




 ・三章あらすじ

 菜瑠美から、今夜は家に泊めてほしいと言われた令は、仕方なく菜瑠美を泊めることにする。人生で初めて同年齢の異性相手と一晩過ごすだけに限らず、多くの初体験を実感することになり、大人への階段を上りつめる。

 無事に一夜が明け、高校生活初の日曜日は菜瑠美と共に、松戸市の自然公園で虹髑髏を壊滅する強さを身に付ける目的で、2人きりの特訓を始める。令と菜瑠美は新しい技の取得と、『力』のある秘密を知ることになる。

 学校生活ではある日の放課後、令は突然たかこに呼び出される。何をやらかしたか全く覚えがない中で、耕士郎と共にとある場所に連れていかされ、たかこ達の一族について明かされることになる。

 しかし、そこには虹髑髏の追っ手が令達に襲いかかり、また菜瑠美もこの事態に巻き込まれ……。

 キスから始まった少年少女の光と闇が重なり合う物語第三章は、ついに『平成』から『令和』を迎える。

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