思春期のたどたどしさと思春期の出来心でやらかしてしまう生々しさがにじみ出ている作品でした。
この小説は性的マイノリティーの人達に対する偏見や差別について考えさせられる作品です。また、愛というのが単に男女の間にだけ起こるという訳では無いということを作品の中で表れています。物語としてもとても面白く、筋立てがしっかりしていて伏線や言葉をかけている遊びもありとても読みやすい作品だと思います。ぜひ読んでみてください。
今作も面白かったです。感情の描写が濃厚で、とっても読みごたえがありました。主人公が、自身がアブノーマルであることに悩み、苦しんで、それでも愛する人に支えらながら壁を乗り越えていく姿が、とても良く描写されていると思いました。僕は大丈夫でしたが、表現の中で少しひいてしまう部分もあるかも…。できれば最後まで読み切って欲しい!すごく引き込まれる今作!これからも頑張ってください!
人を好きになること、友情、秘密を知ったときにどうすればよいのかなどを考えさせてくれた作品です。 たくさんの要素が入っていて、振れ幅が大きかったので、物語についていくのに必死でしたが、読後、誰かと話したくなります。 是非、ご一読を。