　皆さんは『HoneyWorks』と言うクリエイターユニットをご存知でしょうか？

　Youtubeやニコニコ動画で、楽曲や動画を配信しているのですが、歌の歌詞がストーリー仕立てになっていて、流れるイラストがとても綺麗で。一曲五分と言う短い間に、一つの話が展開されていて、聞いていると頭の中に、素敵な物語が浮かんでくるのですよ!(^^)!

　描かれる話はキュンとする恋愛ものが多く、例えば、ずっと前から好きだった幼馴染に告白したいと頑張る女の子の話。例えば、人を信じられない男の子が、見せかけの友達の中で無理しいる女の子を見て、何かを思うと言う話。

　歌自体はそんなに長くは無いので、詳しい話が語られるわけではありませんけど、だからこそ想像の余地があって、聞く人によって少し違った物語をイメージすることができるのですよ。

　CDも発売されているので、よく運転中に車の中で聞いているのですが、何度も聞いているうちにストーリーが浮かんできて。歌のイメージを元に、小説を書いた事もあります。

　もちろん歌で描かれた物語をそのまま小説にしたら盗作になってしまいますから、内容のほとんどはオリジナルとなっていますけど。ただ歌を聞いていて、例えば歌詞の中に『見せかけの友達』『恋』『傷つく』といた言葉が出てきたら三題噺の要領でそれらを繋ぎ合わせて、物語を作っていく事は出来ます。

　そしてこれらの言葉は何も、一つの歌から全部を探す必要は無いのです。気に入った歌から気になる言葉を選んで、それを使って話を作る。そうすれば意外とたくさんの物語を、思い浮かべることができました。

　他にも、片想いをテーマにした歌を聞いたら、その時浮かんだイメージを元に、片想いの話を書いたり。お菓子作りを歌った歌を聞いたら、自分もそんな話を書いてみたいと思ったりと、話を作る動力源になる事が多いのですよね。

　アイディアが降りてこなくて、何か書きたいのだけど浮かばない。そんな時は焦らずに歌を聴いていると、それまで考えもしなかった話が作れる事だってあります。歌は立派な、創作の動力源です(*’▽’)

　またこの『HoneyWorks』の作品達。いくつかは角川ビーンズ文庫や、角川つばさ文庫で小説化もされていますし、アニメ化された作品もあります。

　高校生を主人公とした恋愛モノが多くて、読んでいてとてもキュンとしました。甘酸っぱい青春ものが好きと言う方は、きっと楽しめることでしょう。

　歌を聞いて、小説を読んで。たくさんの物語に触れる事で、自分の物語の幅も、広げていきたいです(#^^#)

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