番外編 舞台のお話
小説やドラマ、漫画にアニメなど、世の中には色んな媒体がありますよね。
同じストーリーでも、媒体によって受ける印象が全く変わってきます。マンガが実写化された時なんかは、イメージが違うと叩かれることがありますけど、これはある意味仕方が無いのかもしれません。マンガでは可愛い感じのキャラクターでも、人間が演じてみるとどうしても、作った感じになってしまう事ってありますし。
もちろん実写化が悪いと言うわけではありません。『金田一少年の事件簿』なんかは、実写化で更に人気が上がった成功例ですし、最近は2.5次元と銘打った舞台も、人気がありますし。
今回語りたいのは、そんな舞台についてです。作品そのものではなく、『舞台』の魅力について語っていこうと思います(^^)
小説やドラマも好きですけど、実は舞台も好きなのですよ。映画と比べると割高な為、そんなに多く見たわけでは無いのですけど。
本当なら語れるほど多くを知っているわけでは無いのかもしれません。けど、それでも少しでも舞台の魅力を伝えたいので、書きます!
まず、先に2.5次元の話をしておいてなんですけど、実は自分が見た舞台というのは、2.5次元では無いのです。紛らわし事を言ってしまってすみません(>_<)
最初に見た舞台は、『暴れん坊将軍』でした。
『暴れん坊将軍』のテレビ放送が終了して、もう松平健さんの上様を見ることはできないのかと思っていたところ、まさかの舞台化! 当時専門学校生だった自分は、1万2千円をはたいて、一番良い席をとって見に行きました。
舞台だとテレビ番組と違って、画面合成やCGを使うことができません。だからどうしても迫力に欠けるのではないかと、最初は思っていました。
ですが実際見てみたら、全然そんなことはありません。すぐ近くで刀が振るわれ、斬られた相手はくるんと一回転して床に伏せる。時にはプロジェクションマッピングを使った演出もあり、映画とは違うその迫力に、思わず息を飲みました。
自分の席のすぐ真横にあった花道を、松平健さんが歩いて来て、至近距離で見れたのは良かったです。良い席をとった甲斐がありましたよ!(^^)!
そして印象に残ったのは、役者さんの演技。テレビ番組では、撮影しているカメラに合わせて演技をしていますが、舞台だと観客に魅せるように、動きがダイナミックになっているように思えました。
また、台詞の中で時折、観客に問いかけるような物があったのも、舞台ならでは。テレビだと絶対にできないような、時代考証を無視した台詞を言ったりして、笑いを誘ったりもしてきました。
舞台は見に来ている観客を意識しての演技をして、台詞を言っているのですね。
いつも見ていた暴れん坊将軍とは少し違っていて、だけど作品の雰囲気はそのままで。大いに楽しめました(#^^#)
そしてその後も、気になる舞台があったら、何度か見に行きました。
『水戸黄門』、『暴れん坊将軍』(一度目とは別公演)、『三匹のおっさん』(主演は北大路欣也さんでなく、松平健さん)。
こうして挙げてみると、松平健さんの出演率が高いですね。ですが、何回見ても飽きないのですよ。
そうして何度か劇場に行っているうちに、売店の店員さんに顔を覚えられて、商品を買ったおまけとして、どら焼きをご馳走してもらったこともありました。
あの時の店員さん、ありがとうございます。これも立派な、舞台を見に行った時の思い出です(*´▽`)
そしてこれは個人的な意見なのですが、高くて前の方の席は迫力ある動きが見えると言う良さがありますけど、離れた後方にある席にも、それなりの良さがあると思うのですよ。
席が後ろにあると言うことは、ステージ全体を見れると言うこと。舞台のソデでスタンバイしている役者さんや、黒子の人達が、背景やセットを交換している様が、よく見られるわけです。
物語の世界に入り込む為には、それらは見えない方が良いのでしょう。ですが裏の動きが分かると言うのも、それはそれで面白いです。
この後方の席は、案外安いのでお買得かもしれません。公演内容にもよりけりですけど、自分が買った時は、確か3000円……まだ映画よりも高いですね(^_^;)
でも、本当に面白いんですって。
生憎最近はいきたくても、行けないことも多いです。映画と違って、公演場所が限られていますし、公演期間も短いですし。料金高いですし。
ですがまたいつか、足を運んでみたいものです。好きになってしまったのですから、何度だって見たいですもの(#^^#)
たくさんの魅力に溢れている舞台。もし興味のある公演があれば、見に行ってみてはいかがでしょうか?
小説や映画とは、少し違ったワクワクが、そこにはあります!(^^)!
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