2020/04/28 23:55/鷦鷯飛蝗
「力になれるだろうか?」
覆鳴世界の転調は、君や僕の在り方も
我知らず
相対位置の固定が欺瞞を招いて
だから僕たちは一度、別れねばならなかった
「眺めをこじ開けられれば。」
遷延世界の展響が、君や僕の在り方も
我知らず伸ばし拡げていくのなら
宴の後の酔が過ぎ去ってしまう前に
狂ったままの絶対座標を
標本針で貫き留めねばならない
想像力は貧弱でも、成し得るなら成してしまうことになる
弾力が穂先を圧して
戸惑いが再考を命じるにはそれでも足らなかった
悔いて尚否定しかねる忌々しさを呪え
総轄は誰にもできなくなってしまったから
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます